2022年2月15日 近江の文化
「近江の文化」の授業を担当される旅行作家
西 本 梛 枝先生の2回目。
午前中は
城山三郎さんの「
一歩の距離-小説予科練」が題材です。 殆どの生徒が小説を読んでいましたが、先生の読み方には興味深いものがありました。
単に物語として読むのではなく、実際に現地に赴き、感じ、登場人物の思い、行動を考え、その背景にある作家の人となりまで考慮、伝えたいことを読み取るという姿勢は素晴らしいと感じました。
授業中の風景です。
午後の題材は
獅子文六さんの「
但馬太郎治傳」でした。
この作品の私が作者であり、但馬太郎治が実在の
薩摩治郎八であることを説明、作者の来し方らか始め、生き方についても触れられ、薩摩治郎八については出生地の近江豊郷ばかりでなく近江商人についても広く語られました。 読み方、見方の深さ、広さは作家ならではのものかと思われました。
午後の授業中の風景です。
・4月21日の「まとめ」について
4月21日に予定されている「まとめ」の時間配分について、先生と相談しました。 先生の講評は当日ではなく、後日手紙で行われるとのことでしたので、時間配分は
一人7分とし、
交代時間1分で行うことになりました。
文責 山本 眞
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