
2022年11月05日
2022年11月14日(金)『高齢者の自立とは何か』 『健康と生きがいつくりに役立つ笑いの力』~大道芸で笑って健康に~
2022年11月4日(金)
44期生入学後、はじめて2学年合同で学習。講座名も『必須講座』から『基礎講座』に変わりスタートしました。
<午前>
『高齢者の自立とは何か?』
滋賀大学教授 神部 純一 先生

はじめにー「人生100歳」時代を迎えるにあたり、誰もが健康で「自立」した生活を願う。では、高齢者の自立とはなんでしょう?と論理的に展開されました。以下のとおりです。
過去には、イエ意識の残存から、男女の役割分担により阻まれてきた「生活自立」や「経済的自立」等が強調されてきたが、そうではない。
人間らしく生きる権利としての「自立」として三点を列挙されました。
(1)自己決定権
(2)自由な選択の行為
(3)生活全体の内容や質を高める
「高齢の自立」と「子供の自立」との大きな違いは、「精神的自立」を大切にして豊かにすることであると力説されました。
周囲のサポート側は、身の回りのお世話だけではなく、高齢者の生きがいや自己選択や自己決定をどうサポートしていくかが大切であるということです。
高齢者の喪失認識は、自身により、さらに社会によってさらに強められます。
しかし、誰もが、生きがいを獲得することにより「自分の生きている意味や価値」を実感できるものなのです。
高齢者の主体的な生き方の問題は、身体的自立は身体的能力ではない。
「依存を含めた自立」を目指すことである
デジョング論
「障害者が着替えに15分の介助を得て仕事に出かけられる人間は、服を着替えるのに、2時間かかるために家にいるほかない人より自立している」
最後に「高齢者の自立と学習」について述べられ、『ライフデビュー』…自分の人生の意味を見出していくためにの手法の一つとして「自分史」を書く事を推奨されました。
今日の講義はよくわかるのですが、先生が「皆さんは」と言われる度に、レイカディアの学生には、ピントが合わないように感じらました。
午後
健康と生きがいつくりに役立つ笑いの力
~大道芸で笑って健康に~
大道芸人 田久 朋寛 先生

基礎講座では、異色の講座内容ですが、講師プロファイルにも京都大学経済学部卒業の異色の大道芸人としてマスコミにも取り上げられているそうです。お名前もめずらしい(全国に600件とか)「たきゅうさん」こと「たっきゅうさん」
また、レクレーションや笑いについての著書を執筆されていたり、健康づくりアドバイザーやケアレストカウンセラーの資格も持っておられるだけあり、講義も、リラックスして会場を盛り上げながらしてくださいました。
まずは、大道芸の披露から…子供達の大好きな「バルーンアート」から始まり、そして、皿回し・マジック・様々な物を使った難度の高いジャグリングで話術とオチを盛り込み、たちまち歓声と拍手と笑いが起こります。足で拾い上げるお手玉?は初めて見ました。動画でUPしたかったのですが、ブログには容量制限があり無理でした。残念ですので、たきゅうさんのプロモーションビデオです(山本 眞)。

後半は、『笑いと健康の素』の講演です。
●歳を取るにつれて笑わなくなる傾向があり、日本人の平均の一日10回~15回を笑うことを意識してみよう! 子供に負けないように?(子供は300~400回)
●世界長寿の教え=ジャンヌ・カルマンさん,戸籍が122歳で長寿ギネス
①退屈しないことー好奇心
②常に笑っている事
笑いは伝染→周りも明るく→人との繋がり実感→自分の心の幸せに
笑いには、様々な健康効果=痛みを和らげる。落ち込みがちなのが治る。
笑いを増やす方法 1.会話 2.趣味や好きな事 3.オシャレやおめかし
マスコミ人気の「きんさん&ぎんさん」も、100歳から「若返り!」
●フレイル予防が大切
長寿には、運動・栄養(食事)・交流
プラス、認知症予防は、血圧や血液の状態をチェック 楽しく頭を使うこと
以上の講義中、眠くなりそうな頃に「ちょっと休憩」コーナーがあり、「頭の体操」「種明かしのマジック」などで活性しました。
〇シルバー川柳で噴き出し笑い 『書き込んだ予定は全て診察日』
〇判じ絵 板の真ん中に『わ』と書いた札が古い温泉に掛かっている⇒おゆが「湧いた(板)」の意味。 では、『ぬ』の板札は?
〇同音異義語のクイズ 電気自動車と木村拓哉の妻…静か(香)に駆動(静香)
〇私も頭の体操に「判じ絵」クイズを作りました。<問題>A病院『き』の札板 B病院『な』 の札板 貴方はどちらの病院に行きますか?
講座の最後に、一週間前に出版されたばかりの著書 『ゆるくつながる』 の宣伝がありました。
(文責 打板” ニシダ)
44期生入学後、はじめて2学年合同で学習。講座名も『必須講座』から『基礎講座』に変わりスタートしました。
<午前>
『高齢者の自立とは何か?』
滋賀大学教授 神部 純一 先生
はじめにー「人生100歳」時代を迎えるにあたり、誰もが健康で「自立」した生活を願う。では、高齢者の自立とはなんでしょう?と論理的に展開されました。以下のとおりです。
過去には、イエ意識の残存から、男女の役割分担により阻まれてきた「生活自立」や「経済的自立」等が強調されてきたが、そうではない。
人間らしく生きる権利としての「自立」として三点を列挙されました。
(1)自己決定権
(2)自由な選択の行為
(3)生活全体の内容や質を高める
「高齢の自立」と「子供の自立」との大きな違いは、「精神的自立」を大切にして豊かにすることであると力説されました。
周囲のサポート側は、身の回りのお世話だけではなく、高齢者の生きがいや自己選択や自己決定をどうサポートしていくかが大切であるということです。
高齢者の喪失認識は、自身により、さらに社会によってさらに強められます。
しかし、誰もが、生きがいを獲得することにより「自分の生きている意味や価値」を実感できるものなのです。
高齢者の主体的な生き方の問題は、身体的自立は身体的能力ではない。
「依存を含めた自立」を目指すことである
デジョング論
「障害者が着替えに15分の介助を得て仕事に出かけられる人間は、服を着替えるのに、2時間かかるために家にいるほかない人より自立している」
最後に「高齢者の自立と学習」について述べられ、『ライフデビュー』…自分の人生の意味を見出していくためにの手法の一つとして「自分史」を書く事を推奨されました。
今日の講義はよくわかるのですが、先生が「皆さんは」と言われる度に、レイカディアの学生には、ピントが合わないように感じらました。
午後
健康と生きがいつくりに役立つ笑いの力
~大道芸で笑って健康に~
大道芸人 田久 朋寛 先生
基礎講座では、異色の講座内容ですが、講師プロファイルにも京都大学経済学部卒業の異色の大道芸人としてマスコミにも取り上げられているそうです。お名前もめずらしい(全国に600件とか)「たきゅうさん」こと「たっきゅうさん」
また、レクレーションや笑いについての著書を執筆されていたり、健康づくりアドバイザーやケアレストカウンセラーの資格も持っておられるだけあり、講義も、リラックスして会場を盛り上げながらしてくださいました。
まずは、大道芸の披露から…子供達の大好きな「バルーンアート」から始まり、そして、皿回し・マジック・様々な物を使った難度の高いジャグリングで話術とオチを盛り込み、たちまち歓声と拍手と笑いが起こります。足で拾い上げるお手玉?は初めて見ました。動画でUPしたかったのですが、ブログには容量制限があり無理でした。残念ですので、たきゅうさんのプロモーションビデオです(山本 眞)。

後半は、『笑いと健康の素』の講演です。
●歳を取るにつれて笑わなくなる傾向があり、日本人の平均の一日10回~15回を笑うことを意識してみよう! 子供に負けないように?(子供は300~400回)
●世界長寿の教え=ジャンヌ・カルマンさん,戸籍が122歳で長寿ギネス
①退屈しないことー好奇心
②常に笑っている事
笑いは伝染→周りも明るく→人との繋がり実感→自分の心の幸せに
笑いには、様々な健康効果=痛みを和らげる。落ち込みがちなのが治る。
笑いを増やす方法 1.会話 2.趣味や好きな事 3.オシャレやおめかし
マスコミ人気の「きんさん&ぎんさん」も、100歳から「若返り!」
●フレイル予防が大切
長寿には、運動・栄養(食事)・交流
プラス、認知症予防は、血圧や血液の状態をチェック 楽しく頭を使うこと
以上の講義中、眠くなりそうな頃に「ちょっと休憩」コーナーがあり、「頭の体操」「種明かしのマジック」などで活性しました。
〇シルバー川柳で噴き出し笑い 『書き込んだ予定は全て診察日』
〇判じ絵 板の真ん中に『わ』と書いた札が古い温泉に掛かっている⇒おゆが「湧いた(板)」の意味。 では、『ぬ』の板札は?
〇同音異義語のクイズ 電気自動車と木村拓哉の妻…静か(香)に駆動(静香)
〇私も頭の体操に「判じ絵」クイズを作りました。<問題>A病院『き』の札板 B病院『な』 の札板 貴方はどちらの病院に行きますか?
講座の最後に、一週間前に出版されたばかりの著書 『ゆるくつながる』 の宣伝がありました。
(文責 打板” ニシダ)