
2022年06月25日
2022年6月24日必修講座 『CO2ネットゼロ社会づくり』に向けた取り組みについて・滋賀県の気象特性と防災気象情報
午前 『CO2ネットゼロ社会づくり』に向けた取り組みについて
CO2 ネットゼロ推進課から以下の順に発表がありました。
1.条例・計画類の見直しの背景
地球温暖化の原因をCO2であるとする資料を提示。
COP26・IPCCの概要を説明、カーボンニュートラルを表明した国は125あるが、中国、インド、ロシアはしていない。
滋賀県での状況を過去の平均気温、琵琶湖表層水温の経年変化のグラフで説明。
自然への影響に付いて言及された。
2.滋賀県CO2 ネット社会づくりの推進に関する条例・計画の策定について
滋賀県の推進に関する条例、推進計画の概要について説明
基本的に、再生可能エネルギーを太陽電池とし、節電、エネルギー使用を削減する方針。
3.令和4年度の取り組み
補助金、従来の事業の継続とアドバイザー事業の相談窓口の新設。
これまでの事業成果を例を挙げて説明されました。
午後滋賀県の気象特性と防災気象情報
全体を5つの大枠に分けて分かりやすく話されました。

1.地勢と気候
滋賀県を大きく3つの知己に分け、シベリア気団、揚子江気団、オホーツク気団、小笠原気団の影響による四季の気候について話されました。
さらに北西、南西、南東の地上風と地形の組み合わせで過去の災害についても話されました。
伊吹山に1927年に積もった11.82mは世界記録だとか。
2.台風による気象災害
台風の定義から始まり、気象庁が発表する台風情報、また大きな台風の経路、西側・直撃・東側を通過した時の特徴について話されました。
3.滋賀県の過去の気象災害
明治29年の琵琶湖洪水、昭和28年の多羅尾豪雨、昭和34年の伊勢湾台風についての被害の状況、気象状況について話されました。
4.滋賀県の気象変動
彦根市の観測データ・平均気温の推移、・猛暑日数の増加について話され、暑さ指数について説明されました。
5.防災気象情報
気象庁・気象台が発表する防災用語、防災気象情報、キキクル・警戒レベル、について説明され、警戒レベル4までに必ず避難することと協調されました。
気象庁のホームページから、防災気象情報が入手できるとのこと
https://www.jma.go.jp/jma/index.html
その他放送局のデータ放送、スマートホンアプリがあり、情報を取りに行くとより迅速に状況を知ることができるとのこと。
緊急速報エリアメールでは緊急地震速報、津波警報、特別警報が受信できるとのこと。
災害情報はマスメディアでの伝達もあるが、危機に際しては自からデータを取りに行くようする習慣をつけるといいと思われた。
滋賀県総合企画部 CO2ネットゼロ推進課
CO2 ネットゼロ推進課から以下の順に発表がありました。
1.条例・計画類の見直しの背景
地球温暖化の原因をCO2であるとする資料を提示。
COP26・IPCCの概要を説明、カーボンニュートラルを表明した国は125あるが、中国、インド、ロシアはしていない。
滋賀県での状況を過去の平均気温、琵琶湖表層水温の経年変化のグラフで説明。
自然への影響に付いて言及された。
2.滋賀県CO2 ネット社会づくりの推進に関する条例・計画の策定について
滋賀県の推進に関する条例、推進計画の概要について説明
基本的に、再生可能エネルギーを太陽電池とし、節電、エネルギー使用を削減する方針。
3.令和4年度の取り組み
補助金、従来の事業の継続とアドバイザー事業の相談窓口の新設。
これまでの事業成果を例を挙げて説明されました。
午後滋賀県の気象特性と防災気象情報
彦根地方気象台 次長 山﨑 先生
全体を5つの大枠に分けて分かりやすく話されました。
1.地勢と気候
滋賀県を大きく3つの知己に分け、シベリア気団、揚子江気団、オホーツク気団、小笠原気団の影響による四季の気候について話されました。
さらに北西、南西、南東の地上風と地形の組み合わせで過去の災害についても話されました。
伊吹山に1927年に積もった11.82mは世界記録だとか。
2.台風による気象災害
台風の定義から始まり、気象庁が発表する台風情報、また大きな台風の経路、西側・直撃・東側を通過した時の特徴について話されました。
3.滋賀県の過去の気象災害
明治29年の琵琶湖洪水、昭和28年の多羅尾豪雨、昭和34年の伊勢湾台風についての被害の状況、気象状況について話されました。
4.滋賀県の気象変動
彦根市の観測データ・平均気温の推移、・猛暑日数の増加について話され、暑さ指数について説明されました。
5.防災気象情報
気象庁・気象台が発表する防災用語、防災気象情報、キキクル・警戒レベル、について説明され、警戒レベル4までに必ず避難することと協調されました。
気象庁のホームページから、防災気象情報が入手できるとのこと
https://www.jma.go.jp/jma/index.html
その他放送局のデータ放送、スマートホンアプリがあり、情報を取りに行くとより迅速に状況を知ることができるとのこと。
緊急速報エリアメールでは緊急地震速報、津波警報、特別警報が受信できるとのこと。
災害情報はマスメディアでの伝達もあるが、危機に際しては自からデータを取りに行くようする習慣をつけるといいと思われた。
文責 山本 眞
2022年06月25日
2022年6月21日(水)校外学習・日野
『梅雨の日野 ゆっくりと歴史をひも解く 太子伝かな』 (敏雄)
山元一博先生の『近江聖徳太子伝承の背景を探る』の授業の一環として
今日は、午前は、講義と「郷土料理」、午後は鬼室神社と西明寺の見学でした。
10時から近江商人ふるさと館「旧山中正吉邸」にて
まずは、大広間で1時間の講義を受けました。

本日のテーマは「中世の太子創建伝承寺院」です。
中世の状況を調べる文献『総説 飛鳥時代寺院址の研究』石田茂作氏(昭和19刊行)によると46ヵ寺あります。山本先生は、その中の近江にあった11ヵ寺を中世の寺名・地名・現存の寺の関係を検討された結果、中世でも聖徳太子伝承を持つ寺院は、湖東南部に集中するというまとめで、講義は終わりました。
続いて、館の方から旧正吉邸の歴史ガイドをしていただきました。<蒲生定秀(氏郷祖父)時代からの日野の治世><近江商人の歴史~お椀・薬の関東への行商から味噌・醤油業の店への発展><旧正吉邸の建造物>についてお聞きしました。
学生から「主屋の玄関と仏間と、天井の高さが違うのは?」という質問に、他の学生が答えると、
「これから使えるネタができた!」とガイドさんが喜ばれるという面白い展開でした。
しばらく思い思いに邸宅の見学タイム~
「郷土料理」をいただく時間です。
このお料理は、日野の町とお料理が大好きなおばちゃん達が運営する「日野の伝統料理を継承する会」の皆様のボランティア活動で、心くばりが至る所に感じられました。

日野の郷土料理「鯛そうめん」御膳
<メニュー> 鯛そう麺・胡麻豆腐・白和え・丁字麩の辛子味噌和え・日野菜寿司・お吸い物・日野菜漬 (お料理は2000円)
鯛そうめんは日野祭りの日、お店(おたな)だけが出せた特別なお料理。この器「復興日野碗」は漆塗りで、格別のおもてなしでした。

どれも本当に美味しくて


「舌鼓」を打っていただきました。

その会長さん(かな?)からのご挨拶を受け、コロナ禍で、団体の受けたのは2年半ぶり!とお聞きして、今日の「おめでたい(鯛)日」を、共に喜びました。
外はまだ雨が… 『鬼室神社』へ
~歴史をたどる<聖徳太子伝承✖渡来人を祀る神社に>~
異国文化漂う六角堂の屋根の下で雨をしのぎながら、山本先生から、この神社の歴史秘話をたっぷりとお聞きしました。(以下)

~江戸期は、不動明王を祀る不動堂と言い、『聖徳太子伝歴』に記載の、太子伝承に多い「人魚墓」とこの場所は一致する。
しかし文化2年(1805)、藩の歴史調査で 渡来人の高官・鬼室集斯の墓碑が、この本殿裏から発見されて一変した。明治期は西宮神社の名になり合祀され、昭和30年からは祭神を鬼室集斯とする『鬼室神社』に改名されたのである。
~人魚墓(太子伝説は)は~いったい何処に…。


2時を過ぎて、再び車の列を組んで丘陵を走りました。綿向山登山口の標識をさらに登ったドン付き、『西明禅寺』に到着しました。


<Mさん、恩師和尚との再会 叶わず>
9年前に、三十三か寺巡りでこの寺を訪れた。朱印帳を差し出した時に、和尚の方から、約50年前(高校の部活顧問)の教え子の私に気付き声をかけて下さった。 しかし、今日山門で迎えてくれたのは若い住職。尋ねると、5年前に恩師が、その2年後に伴侶も亡くなられたと伝えられる。(合掌)

お仏壇広間に上がると、住職さんは、「お経をあげますから」とおっしゃって、即、『般若心経』と『大悲心陀羅尼』(祈祷と回向の経)を読経されました。「…三回忌回向…」の経文が聞こえた。訪問者に応えて、師の回向をしてくださったのでしょう。
そして、茅葺屋根の立派な本堂(観音堂)に案内していただきました。
特別秘仏(国宝)の扉は閉ざされていますが、お姿が拝めるようにレプリカの十一面観音立像が置かれています。脇には、平安時代の作とされる毘沙門天が厳めしく邪気を踏みつぶしておられました。



お寺のすぐ隣の『十二社』の鳥居下で
~「十二社」と「西明寺」と「大安楽寺」は綿向山の山岳仏教でつながっている~


~「十二社は、綿向山・竜王山の山岳仏教で栄えた修験道の場であり、西明寺も修行地の一つであった。「大安楽寺」は奈良時代に山中にあったお堂が現在地に遷され、平安時代中期から400年間栄えた大寺院であったらしい。西明寺はこの別院であったと考えられる。
~今日の小雨けむる綿向山&竜王山の稜線は確かに美しく、古人は「山の気」を感じたのであろう~

本日は、欠席された「大国柱の学科長」の為に、詳しく伝講いたしました。
そして、旧山中正吉邸の如し「頑丈な梁」の副学科長のお二人、下見までして、今日のお世話役、ありがとうございました。
山元一博先生の『近江聖徳太子伝承の背景を探る』の授業の一環として
今日は、午前は、講義と「郷土料理」、午後は鬼室神社と西明寺の見学でした。
10時から近江商人ふるさと館「旧山中正吉邸」にて
まずは、大広間で1時間の講義を受けました。

本日のテーマは「中世の太子創建伝承寺院」です。
中世の状況を調べる文献『総説 飛鳥時代寺院址の研究』石田茂作氏(昭和19刊行)によると46ヵ寺あります。山本先生は、その中の近江にあった11ヵ寺を中世の寺名・地名・現存の寺の関係を検討された結果、中世でも聖徳太子伝承を持つ寺院は、湖東南部に集中するというまとめで、講義は終わりました。
続いて、館の方から旧正吉邸の歴史ガイドをしていただきました。<蒲生定秀(氏郷祖父)時代からの日野の治世><近江商人の歴史~お椀・薬の関東への行商から味噌・醤油業の店への発展><旧正吉邸の建造物>についてお聞きしました。
学生から「主屋の玄関と仏間と、天井の高さが違うのは?」という質問に、他の学生が答えると、
「これから使えるネタができた!」とガイドさんが喜ばれるという面白い展開でした。
しばらく思い思いに邸宅の見学タイム~

このお料理は、日野の町とお料理が大好きなおばちゃん達が運営する「日野の伝統料理を継承する会」の皆様のボランティア活動で、心くばりが至る所に感じられました。

日野の郷土料理「鯛そうめん」御膳
<メニュー> 鯛そう麺・胡麻豆腐・白和え・丁字麩の辛子味噌和え・日野菜寿司・お吸い物・日野菜漬 (お料理は2000円)
鯛そうめんは日野祭りの日、お店(おたな)だけが出せた特別なお料理。この器「復興日野碗」は漆塗りで、格別のおもてなしでした。
どれも本当に美味しくて
「舌鼓」を打っていただきました。

その会長さん(かな?)からのご挨拶を受け、コロナ禍で、団体の受けたのは2年半ぶり!とお聞きして、今日の「おめでたい(鯛)日」を、共に喜びました。
外はまだ雨が… 『鬼室神社』へ
~歴史をたどる<聖徳太子伝承✖渡来人を祀る神社に>~
異国文化漂う六角堂の屋根の下で雨をしのぎながら、山本先生から、この神社の歴史秘話をたっぷりとお聞きしました。(以下)

~江戸期は、不動明王を祀る不動堂と言い、『聖徳太子伝歴』に記載の、太子伝承に多い「人魚墓」とこの場所は一致する。
しかし文化2年(1805)、藩の歴史調査で 渡来人の高官・鬼室集斯の墓碑が、この本殿裏から発見されて一変した。明治期は西宮神社の名になり合祀され、昭和30年からは祭神を鬼室集斯とする『鬼室神社』に改名されたのである。
~人魚墓(太子伝説は)は~いったい何処に…。


2時を過ぎて、再び車の列を組んで丘陵を走りました。綿向山登山口の標識をさらに登ったドン付き、『西明禅寺』に到着しました。


<Mさん、恩師和尚との再会 叶わず>
9年前に、三十三か寺巡りでこの寺を訪れた。朱印帳を差し出した時に、和尚の方から、約50年前(高校の部活顧問)の教え子の私に気付き声をかけて下さった。 しかし、今日山門で迎えてくれたのは若い住職。尋ねると、5年前に恩師が、その2年後に伴侶も亡くなられたと伝えられる。(合掌)


お仏壇広間に上がると、住職さんは、「お経をあげますから」とおっしゃって、即、『般若心経』と『大悲心陀羅尼』(祈祷と回向の経)を読経されました。「…三回忌回向…」の経文が聞こえた。訪問者に応えて、師の回向をしてくださったのでしょう。
そして、茅葺屋根の立派な本堂(観音堂)に案内していただきました。
特別秘仏(国宝)の扉は閉ざされていますが、お姿が拝めるようにレプリカの十一面観音立像が置かれています。脇には、平安時代の作とされる毘沙門天が厳めしく邪気を踏みつぶしておられました。



お寺のすぐ隣の『十二社』の鳥居下で
~「十二社」と「西明寺」と「大安楽寺」は綿向山の山岳仏教でつながっている~


~「十二社は、綿向山・竜王山の山岳仏教で栄えた修験道の場であり、西明寺も修行地の一つであった。「大安楽寺」は奈良時代に山中にあったお堂が現在地に遷され、平安時代中期から400年間栄えた大寺院であったらしい。西明寺はこの別院であったと考えられる。
~今日の小雨けむる綿向山&竜王山の稜線は確かに美しく、古人は「山の気」を感じたのであろう~

本日は、欠席された「大国柱の学科長」の為に、詳しく伝講いたしました。
そして、旧山中正吉邸の如し「頑丈な梁」の副学科長のお二人、下見までして、今日のお世話役、ありがとうございました。
文責 KN
2022年06月09日
NHKきゅんしがでレイカディア大学が取材・放映されました
6月8日NHKきゅんしがでレイカディア大学が取材・放映されました。
yutubeに約6分間の動画としてアップされています
https://www.youtube.com/watch?v=sHc7gptD6oI
多くのクラス員が映っていて、岩永さんは単独インタビューを受けています。
yutubeに約6分間の動画としてアップされています
https://www.youtube.com/watch?v=sHc7gptD6oI
多くのクラス員が映っていて、岩永さんは単独インタビューを受けています。
2022年06月08日
2022年6月7日 聖徳太子
午前「聖徳太子について」
元東近江市史編纂室長 山本一博先生
まず自己紹介をされ、お札の話から授業に入りました。 授業の様子です。

聖徳太子がお札疲れてたのは決して早くはなく菅原道真らの後塵を拝し、昭和5年5番目とのこと。
馴染みのあった1万円札を始めとするお札の肖像の裏話も教えていただき、興味深く聞くことができました。
歴史教科書の変遷で厩戸皇子が主流に使われ聖徳太子の名前は主流ではなくなり、実績の表現も変わっているとのこと。
聖徳太子伝承について語られ、死後約100年で超人化しその後エピソード拡大したとか。
また、聖徳太子の名称が初めてできたので、751年成立の日本初の漢詩集「懐風藻」の序文とのこと。
以後、時代により聖徳太子の描かれ方が変遷してきたとのことでした。
午後「近江の聖徳太子伝承」
湖東三山の百済寺から授業に入られました。 授業の様子です。

百済寺の歴史、言い伝え、秘仏の十一面観音像について話されました。
次いで「近江古寺風土記」に触れられ、「聖徳太子の文化観光資源化調査報告書」を紹介されました。
調査報告書を元に、独自の分析をされ、最も太子伝承を主張する寺院42カ寺を地図上に表示、さらに膳所藩の寒川辰清が編纂した「近江興地志略」を参考に当時から太子伝承を主張していた15カ寺をマッピング、湖南、東近江地区に多いことを明らかにされました」。
次いで15カ寺各々の場所図示され、学生が自分で行けるよう紹介してくださいました。 最後に校外学習で訪問予定の西明寺を紹介され、授業を締めくくられました。
文責 山本 眞
元東近江市史編纂室長 山本一博先生
まず自己紹介をされ、お札の話から授業に入りました。 授業の様子です。
聖徳太子がお札疲れてたのは決して早くはなく菅原道真らの後塵を拝し、昭和5年5番目とのこと。
馴染みのあった1万円札を始めとするお札の肖像の裏話も教えていただき、興味深く聞くことができました。
歴史教科書の変遷で厩戸皇子が主流に使われ聖徳太子の名前は主流ではなくなり、実績の表現も変わっているとのこと。
聖徳太子伝承について語られ、死後約100年で超人化しその後エピソード拡大したとか。
また、聖徳太子の名称が初めてできたので、751年成立の日本初の漢詩集「懐風藻」の序文とのこと。
以後、時代により聖徳太子の描かれ方が変遷してきたとのことでした。
午後「近江の聖徳太子伝承」
湖東三山の百済寺から授業に入られました。 授業の様子です。
百済寺の歴史、言い伝え、秘仏の十一面観音像について話されました。
次いで「近江古寺風土記」に触れられ、「聖徳太子の文化観光資源化調査報告書」を紹介されました。
調査報告書を元に、独自の分析をされ、最も太子伝承を主張する寺院42カ寺を地図上に表示、さらに膳所藩の寒川辰清が編纂した「近江興地志略」を参考に当時から太子伝承を主張していた15カ寺をマッピング、湖南、東近江地区に多いことを明らかにされました」。
次いで15カ寺各々の場所図示され、学生が自分で行けるよう紹介してくださいました。 最後に校外学習で訪問予定の西明寺を紹介され、授業を締めくくられました。
文責 山本 眞
2022年06月04日
2022年6月3日必修講座 高齢期を楽しく過ごすために・災害時に活かされる地域の力、自衛の力
午前 『 高齢期を楽しく過ごすために』~エンディングノート 私の整理帳~大津市社会福祉協議会 井口 浩士先生
最初に社会福祉協議会の仕事の一部を分かりやすく紹介していただいた。

福祉での重要な課題は『8050問題』、『ダブルケア』、『アフターケア』、『ヤングケアラー』等々があるとのこと。
また、『おれおれ詐欺』は湖西は少なく、受け子が移動しやすい琵琶湖線線沿線が多いのとのことで、琵琶湖線沿線に住んでいる人は注意が必要とのこと。
休憩の後に『エンディングノート 私の整理帳』
電子版は下のURLからダウンロードできます。
https://www.otsu-shakyo.or.jp/advice/ending-note/
終末の時の判断・希望、残された人が辿れるよう金融機関のユーザー名、パスワード等、知らせて欲しい人・グループを明確にすること。
また、私の整理帳では法的拘束力がないので、遺産等でもめ事が起きないよう遺言状が必要な人は以下に当てはまる人
子供がいない
子供が二人以上いる
再婚している
相続人がいない場合(国が受け取ることに)
遺産を渡したくない場合
自営業
遺言状作成には公証人役場(大津、米原)を活用するといいとのこと。
午後『災害時に活かされる地域の力・自衛の力』~平常時の備え、発災時の自助・共助・公助~自衛隊 滋賀地方協力本部本部長 浅田 健先生
先生の自衛隊での経歴、現在の仕事について説明され講義が始まりました。

災害のSDGsから始まり、災害のイメージ(どんな災害を思い浮かべるか)、大地震発生の場所等を図示され、地震災害時に何が起きるか、いつ起きるかを紹介され、『 お昼できることを災害時の夜できる』がキーとのこと。
避難するタイミングは自分で判断するのではなく、警戒レベル4で避難をするように。
武力攻撃やテロ等から身を守るためにの話をされ、内閣官房ポータルに資料。
https://www.kokuminhogo.go.jp/gaiyou/shiryou/hogo_manual.html
弾道ミサイル落花時の行動は
https://www.kokuminhogo.go.jp/kokuminaction/index.html
災害避難時の自助は1週間を目途に準備すること。 災害避難時3日間であって良かったもののトップ5
・モバイルバッテリー
・水
・電池
・ランタン
・保存食
最初に社会福祉協議会の仕事の一部を分かりやすく紹介していただいた。
喫緊の課題は、コロナ禍で食事が十分できない人、家庭に食料を配っているが、食材を入れて渡すための紙袋が足りない事。 デパートの紙袋等使わないものがあったら、浜大津明日都5階の社会福祉協議会かレイカディア大学事務局まで持ってきてほしいとのことでした。
パワーポイント等を使わずに楽しく授業を進めておられる様子です。
福祉での重要な課題は『8050問題』、『ダブルケア』、『アフターケア』、『ヤングケアラー』等々があるとのこと。
また、『おれおれ詐欺』は湖西は少なく、受け子が移動しやすい琵琶湖線線沿線が多いのとのことで、琵琶湖線沿線に住んでいる人は注意が必要とのこと。
休憩の後に『エンディングノート 私の整理帳』
電子版は下のURLからダウンロードできます。
https://www.otsu-shakyo.or.jp/advice/ending-note/
終末の時の判断・希望、残された人が辿れるよう金融機関のユーザー名、パスワード等、知らせて欲しい人・グループを明確にすること。
また、私の整理帳では法的拘束力がないので、遺産等でもめ事が起きないよう遺言状が必要な人は以下に当てはまる人
子供がいない
子供が二人以上いる
再婚している
相続人がいない場合(国が受け取ることに)
遺産を渡したくない場合
自営業
遺言状作成には公証人役場(大津、米原)を活用するといいとのこと。
午後『災害時に活かされる地域の力・自衛の力』~平常時の備え、発災時の自助・共助・公助~自衛隊 滋賀地方協力本部本部長 浅田 健先生
先生の自衛隊での経歴、現在の仕事について説明され講義が始まりました。
災害のSDGsから始まり、災害のイメージ(どんな災害を思い浮かべるか)、大地震発生の場所等を図示され、地震災害時に何が起きるか、いつ起きるかを紹介され、『 お昼できることを災害時の夜できる』がキーとのこと。
避難するタイミングは自分で判断するのではなく、警戒レベル4で避難をするように。
武力攻撃やテロ等から身を守るためにの話をされ、内閣官房ポータルに資料。
https://www.kokuminhogo.go.jp/gaiyou/shiryou/hogo_manual.html
弾道ミサイル落花時の行動は
https://www.kokuminhogo.go.jp/kokuminaction/index.html
災害避難時の自助は1週間を目途に準備すること。 災害避難時3日間であって良かったもののトップ5
・モバイルバッテリー
・水
・電池
・ランタン
・保存食
文責 山本 眞
2022年06月01日
2022年5月31日フォトウォーク・クラス活動-近江八幡
フォトウォークのあとクラス活動になった近江八幡、朝は雨でしたが途中から雨が止み、午後には良い天気になりました。
ガイドさん4名での午前中のフォトウォーク、午後はガイドさん2名にお願いした八幡山、八幡掘り遊覧になりました。
集合日時:令和4年5月31日 9時
集合場所:JR近江八幡駅北口
コース:JR近江八幡駅⇒小畑上筋 池田町洋館街⇒ウォーターハウス記念館 (ヴォーリズ建築)⇒ 旧伴 家住宅⇒郷土資料館⇒歴史民族資料館⇒旧西川家住宅4 館⇒ヴォーリズ像⇒八幡掘⇒白雲館⇒日牟禮八幡宮 解散 行程約5.5㎞
予定通り集合場所JRJR近江八幡駅に集合し、フォトウォーク・会長からの諸注意・説明を聞くメンバー。

ガイドさん4名の紹介を受け、

準備体操です。

雨の中を出発です。

最初は織田信長のあごの骨が葬られているという西光寺

ヴォ―リス建築のようにみえる宮大工さんが建てた八幡小学校で説明を受けました。

小畑上筋 池田町洋館街にあるウォーターハウス記念館(写真右手)へ

建物は撤去され駐車場になっていましたが、旧伴 家住宅で、一休みです。

郷土資料館・歴史民族資料館で説明を受けました。 特に旧伴家住宅が三階建てで、当時は蚊帳工場として使っていた等の説明を受けました。

左義長の山車はとてもそうは見えないが全て食べ物でできているか。

旧西川家に入る前に説明を受けました。

電柱が通りになり理由、見越しの松の意味も含めた丁寧な説明でした。
次いで、八幡掘りで説明を受けました。


時間が押してきましたので、一部訪問場所を飛ばして日牟禮八幡宮で説明を受けました。

これからは八幡山、八幡掘りを巡るクラス活動です。
予約しておいた弁当を受け取り、ロープウェイで八幡山山頂に。 山頂に着いてすぐ昼食です。 昼食を済ませて移動直前。

展望台前で集合写真です。

門跡寺院の村雲御所瑞龍寺へ
日蓮宗なので本堂は既視感がありましたが、障壁画は新しい感覚のものでした。

秀次ゆかりの寺らしく銅像の原型も展示されていました。

この後北の丸跡へ


琵琶湖と湖西の景色が最高でした。

この後、出丸跡へ。 ここからは近江平野、琵琶湖も一望できるのですが、カメラの限界で平野側の一部です。

手前はレンガ工場が材料に使っていた土を掘っていたという山。
時間が押してきましたので、ロープウェイで下山。 八幡掘り遊覧へ。


手漕ぎとエンジン付きの舟の2つループに分かれて乗船。 上の写真は手漕ぎ舟に乗ったグループです。
ガイドさん4名での午前中のフォトウォーク、午後はガイドさん2名にお願いした八幡山、八幡掘り遊覧になりました。
集合日時:令和4年5月31日 9時
集合場所:JR近江八幡駅北口
コース:JR近江八幡駅⇒小畑上筋 池田町洋館街⇒ウォーターハウス記念館 (ヴォーリズ建築)⇒ 旧伴 家住宅⇒郷土資料館⇒歴史民族資料館⇒旧西川家住宅4 館⇒ヴォーリズ像⇒八幡掘⇒白雲館⇒日牟禮八幡宮 解散 行程約5.5㎞
予定通り集合場所JRJR近江八幡駅に集合し、フォトウォーク・会長からの諸注意・説明を聞くメンバー。

ガイドさん4名の紹介を受け、

準備体操です。

雨の中を出発です。

最初は織田信長のあごの骨が葬られているという西光寺

ヴォ―リス建築のようにみえる宮大工さんが建てた八幡小学校で説明を受けました。

小畑上筋 池田町洋館街にあるウォーターハウス記念館(写真右手)へ

建物は撤去され駐車場になっていましたが、旧伴 家住宅で、一休みです。

郷土資料館・歴史民族資料館で説明を受けました。 特に旧伴家住宅が三階建てで、当時は蚊帳工場として使っていた等の説明を受けました。

左義長の山車はとてもそうは見えないが全て食べ物でできているか。
旧西川家に入る前に説明を受けました。

電柱が通りになり理由、見越しの松の意味も含めた丁寧な説明でした。
次いで、八幡掘りで説明を受けました。


時間が押してきましたので、一部訪問場所を飛ばして日牟禮八幡宮で説明を受けました。

これからは八幡山、八幡掘りを巡るクラス活動です。
予約しておいた弁当を受け取り、ロープウェイで八幡山山頂に。 山頂に着いてすぐ昼食です。 昼食を済ませて移動直前。

展望台前で集合写真です。

門跡寺院の村雲御所瑞龍寺へ
日蓮宗なので本堂は既視感がありましたが、障壁画は新しい感覚のものでした。
秀次ゆかりの寺らしく銅像の原型も展示されていました。

この後北の丸跡へ


琵琶湖と湖西の景色が最高でした。
この後、出丸跡へ。 ここからは近江平野、琵琶湖も一望できるのですが、カメラの限界で平野側の一部です。
手前はレンガ工場が材料に使っていた土を掘っていたという山。
時間が押してきましたので、ロープウェイで下山。 八幡掘り遊覧へ。


手漕ぎとエンジン付きの舟の2つループに分かれて乗船。 上の写真は手漕ぎ舟に乗ったグループです。
下の写真はエンジン付き遊覧船に乗ったグループです。

舟内です。

八幡掘り遊覧を終えて解散しましたが、雨降りの中のウォークから始まり、ヴォ―リス建築、近江八幡商人の歴史、八幡山、瑞龍寺、八幡掘り遊覧が楽しめ、有意義な一日になりました。
舟内です。

八幡掘り遊覧を終えて解散しましたが、雨降りの中のウォークから始まり、ヴォ―リス建築、近江八幡商人の歴史、八幡山、瑞龍寺、八幡掘り遊覧が楽しめ、有意義な一日になりました。
ご尽力いただいたフォトウォークの皆さん、高田さんはじめクラスの皆さんに感謝です。
岩永さん、岡島さん、金子さん、高木さん、西田(琴)さん、花澤さんの写真も使わせていただいております。
文責 山本 眞