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2022年02月25日

2022年2月25日 午前必修講座・近江の聖徳太子

「近江の聖徳太子」    
大沼先生 
 

 聖徳太子が亡くなって1400年ということで、昨年来日本各地行われている聖徳太子1400年遠忌 にちなんた催し、展示会等があり興味のある授業でした。
 前半はなぜ近江に聖徳太子ゆかりと言われている神社仏閣が多いのかについて、資料に基づいて教えていただき、後半は実際に聖徳太子ゆかりの寺、仏像について、縁起、絵巻、写真をスライドで見せていただきながらの授業でした。
 写真は授業風景です。
 


 聖徳太子ゆかりの地、神社仏閣が他の地域に比べて多いのは以下の背景があるとのことでした。
 ・最澄が開祖の日本の天台宗は最初弱小宗派だった。
  南都六宗に対抗して、信者を増やすことが生き残りに繋がるため、法華経の日本の大家だった聖徳太子を同じく詳しかった中国の大家の慧思の生まれ変わりとし、その弟子が中国天台宗の始祖だったことを使って、日本の天台宗の格付けを上げようとしていた。
 ・最澄の弟子光定の頑張り
  光定が聖徳太子の名前を活用天台宗の普及に尽力し、成果を上げた。
 ・鎌倉仏教の台頭で苦戦
  最澄が聖徳太子の生まれ変わりとして、信者が離れることを防せごうjとした。
  鎌倉時代になって、初めて近江に聖徳太子ゆかりの寺社仏閣が登場

 後半の授業では実際に先生が訪れた寺社仏閣の、縁起、絵巻、仏像、写真等使っての授業で興味深く聞くことができました。
 百済寺、吉祥寺、長命寺、瓦屋寺、金剛定寺等で、御開帳時などにはお参りしたいと思いました。

 
文責 山本 眞
  

Posted by 43期地文 at 21:45Comments(0)基礎講座

2022年02月18日

2022年2月18日必修講座・ヤングケアラーについて・SDGsと私たちのくらし

2月18日、都合によりリモートで受けました。
 Zoomを使った授業で、前日に事務局からZoom授業へのリンク+会議番号、パスワード、使用する資料がpdfで送られました。
・ヤングケアラーについて  斎藤 先生
 午前の授業の画面です。
 今回も、メインの画面とvideo画面双方を表示するようにしました。 音声はやや小さいながら十分でした。


 最初、先生ご自身の紹介から始まり、ケアラー全体の課題を取り上げ、問題点を明示。
  ・男性ケアラー
  ・ことも、若者(ヤング)ケアラー
  ・ワーキングケアラー

 後半は解決への道を話されました。
  ・ケアラーの立ち位置・視点
   家族ゆえのシンドさ(逃れられない)の理解
  ・ケアラー支援のポイント
   ケアラーの社会的弱性に対応
    ・問題解決の主体を【個】から【社会】へ
    ・家族まるごと支援

 簡単には解決できない社会課題へのアプローチについて理解しつつ、自分たちの課題でもあることが理解できました。


・SDGsと私たちのくらし   神澤 先生
 午後の授業の画面です。


 ・SDGs(Sustainable Development Goals)のの全体像
  17の目標をいくつかある中、5つに分けたモデルで説明、日本の状況についても説明されました。
  ・Poeple(人間)、Prosperity( 繁栄)、Planet(地球)、Peace(平和)、Partnership(パートナーシップ)

私たちのくらしとSDGs
  食品ロス(日本 600万トン、家庭系 276万トン、事業系 324万トン)
  日本の食料自給率カロリー37% 金額67%
対策
 消費と破棄の場面を考える 
  元南極観測隊調理隊員
   ゴミは全て日本持ち帰る
   食材は使い切る ゴミを徹底的に減らす
   排水をできだけ汚さない
  無理はしないで意識する
 買い物で協力
  Fare Trade(フェアトレード)マーク付き商品 
  WFP(World Foof Plan)マーク付き商品
  地産地消、応援消費等
  エコマーク
  FSCマーク
  MSCマーク
  等々
SDGsへのいろんなアプローチがあることが理解できました。

文責 山本 眞

  

Posted by 43期地文 at 15:00Comments(0)基礎講座

2022年02月15日

2022年2月15日 近江の文化

 「近江の文化」の授業を担当される旅行作家西 本 梛 枝先生の2回目。 

 午前中は城山三郎さんの「一歩の距離-小説予科練」が題材です。 殆どの生徒が小説を読んでいましたが、先生の読み方には興味深いものがありました。
 単に物語として読むのではなく、実際に現地に赴き、感じ、登場人物の思い、行動を考え、その背景にある作家の人となりまで考慮、伝えたいことを読み取るという姿勢は素晴らしいと感じました。
授業中の風景です。


 午後の題材は獅子文六さんの「但馬太郎治傳」でした。
 この作品の私が作者であり、但馬太郎治が実在の薩摩治郎八であることを説明、作者の来し方らか始め、生き方についても触れられ、薩摩治郎八については出生地の近江豊郷ばかりでなく近江商人についても広く語られました。 読み方、見方の深さ、広さは作家ならではのものかと思われました。
午後の授業中の風景です。



・4月21日の「まとめ」について
 4月21日に予定されている「まとめ」の時間配分について、先生と相談しました。 先生の講評は当日ではなく、後日手紙で行われるとのことでしたので、時間配分は一人7分とし、交代時間1分で行うことになりました。


文責 山本 眞  

Posted by 43期地文 at 22:40Comments(0)選択科目

2022年02月14日

2022年2月14日 クラス活動・日野のひな祭りを楽しみ、近江商人館を訪ねる

前日まで空模様が心配でしたが、当日は雨、雪等もなく、午後には青空の下、日野の散策を楽しみました。
予定通り全員が日野まちかど感応館前に集合しました。


早く着きすぎた人たちはカフェでお茶していました。
集合後、予定の説明を受け、3班に分かれました。 各班のメンバーがすぐわかるように色の違うピンを目立つところにつけました。


各班の予定があらかじめ決められていましたので、最初は散策から
家の中の雛飾りが通りから見えるようになっていました。


お雛様は家の中にあって、手前は日野祭りの山車を愉しむために毛氈を敷けるようになっていました。


町中の雛飾り二点です。




いろんな家の雛飾りを見て、日野と言えば戦国の名将蒲生家の菩提寺信楽院


お寺の方のご厚意で本殿に入れていただきました。 雲龍図の天井画があり、感動。


次いで、蒲生家も氏神様とした馬見岡綿向神社




6世紀からの長い歴史のある神社で、ご神体はイノシシで絵馬も


ここで、下見で先行されていた?メンバーと無事合流


近江日野商人ふるさと館(旧山中庄吉邸)
ここでは説明の方お二人が、前半と後半とに分けて丁寧に説明されました。


前半主に主人一家の住まいについて、外見は質素だが使っているものが良く、お金もかかっているとか。
初代は絵にも造詣が深く、雅号を持っているほどで、お雛様の後ろの掛け軸の絵が作品の一つ。

小原流の生け花が多く飾ってあり、心が和みました。 客室にも案内され、庭も素晴らしいものがありました。


昼食場所への移動途中、何人かがお土産を買いました。


昼食は日野まちかど感応館の中2階でお弁当を頂きました。


まちかど感応館に飾られていた雛飾りの一部です。



昼食後、散策です。 日野で一番古いとされる雛人形が飾られていました。


一切経堂がある大聖寺にも寄りました。


日枝神社を目指しましたが、聖徳太子の一刀彫と伝えられている十一面観音像がある慈眼寺へ。 素晴らしい松、石庭もあり、本堂にも上げていただき時間になってしまったのはチョット残念でした。


次に日野近江商人館
ここでは館長さんは一階で、もう一方は二階で解説していただきました。 


日本一古い日本のワイン、陶器の硬貨、赤穂浪士討ち入りの第一報の手紙、二宮金次郎直筆の領収書、正倉院にもある石薬、日本最初の企業年等興味深いものばかりでした。特に、草津の常夜燈、瀬田の唐橋の作り直しに寄進する等慈善事業にも大いに力を入れたことが分かりました。 写真は瀬田の唐橋の擬宝珠。



奥村さん、金子さん、花澤さん、山本一男さんの写真もつかせていただいています。

以上大いに楽しみすぎて皆さんを待たせしまいました。


文 山本 眞

  

Posted by 43期地文 at 22:35Comments(0)親睦活動

2022年02月13日

2022年2月11日長浜盆梅展へ

 長浜に10時過ぎに到着。先日の雪がまだたくさん残っていました。
 改札口を出ると盆梅展のチラシを持った方がおられ、声をかけたところ、長浜市内を案内してくださるガイドの方でした。お願いをして、慶雲館へ向かいました。
 ガイドの方「どこかで会ったことが?」とひそひそ。粕渕先生と体型・話し方そっくりでした。
慶雲館の前で



 室内に入ると、梅のいい香りがしてきました。梅の古木についてガイドの方に説明をしていただきながらゆっくりと見学しました。


 切り絵作家早川鉄兵さんとコラボの梅


 それから、近くの長浜鉄道スクエアの説明を聞きました。
鉄道スクエアの前で説明を聞いている写真


 その後、ガイドの方とは別れて、成田美術館へ向かいました。しかし、残念ながら臨時休館で見学できませんでした。
 ちょうどお昼になったので、「ランチは何にしよう?」と話し合って長浜名物のっぺいうどんに決まりました。
 あんのかかったうどんの中央には大きいシイタケが鎮座し、「多いね」と言っていたのにみんな完食。


 黒壁ガラス館で、ガラスのお雛様を見学する。


 学習発表会用の遊具を探してお店回り。幸いでんでん太鼓や紙風船が見つかりました。ここでも地文が健在。
 その後、歩き疲れたので、「コーヒータイムにしよう」と訪れたお店でなんと地文に関係のある本がたくさん販売されていました。思わず「これ買う」と何人も購入しました。
 このお店は、古民家を改装して、長浜の和菓子数店からいろんな和菓子を取り寄せコーヒーとセットになっていました。長浜に行かれたらぜひ寄ってみてください。


 田畑はまだ一面雪景色でしたが、当日は晴天に恵まれ予定を1時間延長して長浜の小旅行を楽しみました。



写真:花澤、村上 、文:花澤

  

Posted by 43期地文 at 07:47Comments(0)地文レディ

2022年02月01日

2022年2月1日 近江の文化

 「近江の文化」の授業を担当される旅行作家西 本 梛 枝先生の第一日。 
 この時期、密になるかもしれない教室でしたが、事務局の計らいで余裕のある教室に変更されて、授業が始まりました。

 授業中の風景です。


・第一回 オリエンテーション「近江の文学的風土」
 授業を座学の3日は午前午後に分け6回、校外学習を2日、発表会を1日とする大枠が組まれていました。
 今回は全体の授業を俯瞰する為、各授業について説明されました。
 新学期に入る四月から第一、第三木曜日に授業の日が変更されていることに注意。
 ・県外からみた滋賀県の特徴について3つの切り口から
  近江は「水の国」の視点から
  近江は「道の国」の視点から
  近江を5つのエリアに分けたその特徴
   ①湖北(琵琶湖の北方)
   ②湖東(琵琶湖の東岸~鈴鹿山脈)
   ➂甲賀(東海道に沿う旧甲賀郡)
   ④湖南(大津市、草津市、守山市、野洲市、栗東市)
   ⑤湖西(琵琶湖の西岸)

・第二回 近江が関連する文学作品
 第一回で分けた5つのエリアに関連する作品を挙げ、主な作品のあらすじと先生の感想を紹介されました。
 ①湖北
  井上靖「星と祭」、大佛次郎「宗像姉妹」、小西健之助「海峡の虹」、深田久弥「日本百名山」、谷崎潤一郎「盲目物語」等
 ②湖東
  水上勉「湖の琴」、石川達三「稚さなくて愛を知らず」、平岩弓枝「日野富子」、井上靖「額田女王」、舟橋聖一「花の生涯」、海音寺潮五郎「蒲生氏郷」、井原西鶴「西鶴織留」等
 ➂甲賀
  水上勉「しがらき物語」、岡本かの子「東海道五十三次」、森鴎外「小倉日記」
 ④湖南
  永井路子「雲と風と」、吉村昭「ニコライ遭難」、松尾芭蕉「幻住庵記」等
 ⑤湖西
  井上靖「平野シャクナゲ」、童門冬二「中江藤樹」、城山三郎「一歩の距離」、五木寛之「蓮如」等

・4月21日の「まとめ」について
 4月21日に予定されている「まとめ」の手順、目的、並びに発表の指針についてプリントが配布されました。
 一人当たりの発表時間が8分見当となっていますが、粕谷先生の授業の発表会での経験からすると、休憩、コメント等が考えると6分を目安にするのが適当かと思われます。


文責 山本 眞

  

Posted by 43期地文 at 18:35Comments(0)選択科目