
2022年04月07日
2022年4月7日校外学習(中江藤樹のふるさと高島市高島と安曇川を訪ねる)
日時:令和4年4月7日(木) 9:45-15:00
コース:高島ヴィレッジ駐車場⇒ガイドさんの案内に従って高島の歴史史跡を散策⇒どんきーで昼食⇒車に分乗⇒安曇川図書館駐車場⇒陽明園⇒中江藤樹記念館⇒王林寺⇒藤樹書院(解散)⇒藤樹神社
定刻通り高島ヴィレッジ駐車場に集合、先生の説明を聞いています。

ガイドさんの案内で高島市内散策スタート

雪国でも見ることが少なくなった道路真ん中を走る融雪用水

勝安寺で織田信澄の話を聞きました。

総門から旧武家屋敷に入り、北方探査で功績のあった近藤重蔵が息子の不祥事により流され住んでいた場所。

ガイドさんが子供の頃遊んだという大溝藩初代藩主・分部光信を祀る分部神社へ

さらに大溝城跡まで。 崩れた石垣が残っていました。

藤原仲麻呂の乱の戦場となり、大溝城のお堀の役割をしていた乙女が池(淡水真珠の養殖もしていたとか)へ

背後の山中には壬申の乱で大友皇子の陣があった三尾城があったという説明を聞きました。

この後、高島ヴィレッジ2号館のどんきーで昼食を摂り、安曇川図書館駐車場にほぼ定刻に全員集合しました。

陽明園に移動し、集合写真です。

中江藤樹記念館で館長の講演を聞きました。

王林寺に移動して、藤樹、藤樹の母、藤樹の三男・常省の墓へ。

藤樹書院跡では明治の大火後再建された書院で藤樹の話を聞きました。
再建された書院

書院ではボランティアの方からの分かりやすい説明を聴きました。

ここで解散でした。

が、藤樹神社でお参りをして帰途につきました。

大村さんが撮られた写真も使わせていただきました。
コース:高島ヴィレッジ駐車場⇒ガイドさんの案内に従って高島の歴史史跡を散策⇒どんきーで昼食⇒車に分乗⇒安曇川図書館駐車場⇒陽明園⇒中江藤樹記念館⇒王林寺⇒藤樹書院(解散)⇒藤樹神社
定刻通り高島ヴィレッジ駐車場に集合、先生の説明を聞いています。
ガイドさんの案内で高島市内散策スタート
雪国でも見ることが少なくなった道路真ん中を走る融雪用水
勝安寺で織田信澄の話を聞きました。
総門から旧武家屋敷に入り、北方探査で功績のあった近藤重蔵が息子の不祥事により流され住んでいた場所。
ガイドさんが子供の頃遊んだという大溝藩初代藩主・分部光信を祀る分部神社へ
さらに大溝城跡まで。 崩れた石垣が残っていました。
藤原仲麻呂の乱の戦場となり、大溝城のお堀の役割をしていた乙女が池(淡水真珠の養殖もしていたとか)へ
背後の山中には壬申の乱で大友皇子の陣があった三尾城があったという説明を聞きました。
この後、高島ヴィレッジ2号館のどんきーで昼食を摂り、安曇川図書館駐車場にほぼ定刻に全員集合しました。
陽明園に移動し、集合写真です。
中江藤樹記念館で館長の講演を聞きました。
王林寺に移動して、藤樹、藤樹の母、藤樹の三男・常省の墓へ。
藤樹書院跡では明治の大火後再建された書院で藤樹の話を聞きました。
再建された書院
書院ではボランティアの方からの分かりやすい説明を聴きました。

ここで解散でした。
が、藤樹神社でお参りをして帰途につきました。
大村さんが撮られた写真も使わせていただきました。
文責 山本 眞
2022年03月28日
2022年4月7日校外学習(中江藤樹のふるさと高島市高島と安曇川を訪ねる)の下見報告
日時:令和4年3月28日(月) 9:00-16:00
コース:南草津駅⇒近江高島駅⇒高島ヴィレッジ駐車場⇒藤樹の郷・近江聖人中江藤樹記念館⇒藤樹神社⇒王林寺⇒藤樹書院⇒草津駅)
今回の下見は3名で行きました。 南草津駅に予定時間に集合、9時10分頃車で出発。 琵琶湖大橋を越えて、161に向かいましたが意外と車が多く時間がかかりました。 近江高島駅に到着したのは約1時間強後の10時15分頃でした。 車を利用される方の参考になればと思います。
コース:南草津駅⇒近江高島駅⇒高島ヴィレッジ駐車場⇒藤樹の郷・近江聖人中江藤樹記念館⇒藤樹神社⇒王林寺⇒藤樹書院⇒草津駅)
今回の下見は3名で行きました。 南草津駅に予定時間に集合、9時10分頃車で出発。 琵琶湖大橋を越えて、161に向かいましたが意外と車が多く時間がかかりました。 近江高島駅に到着したのは約1時間強後の10時15分頃でした。 車を利用される方の参考になればと思います。
集合場所の高島ビレッジ駐車場は3か所ありましたが、今回の下見で14台駐車できる舗装されている駐車場に集まることにします。
下の地図では赤地で白抜き文字の現在地の矢印のあるすぐ下のP印です。

また、駐車場入り口のサインは下の写真の通りで、すぐ隣が昼食場所のどんき~でした。

ただ、月、火曜日が休みでしたのでお話を聞くことはできませんでした。 近江高島の駅前は月曜、火曜に休みが多いようです。
地酒の店がありましたが、試飲等はしていませんでした。

まち全体として月曜日が休みのところが多いので、近江高島の下見はここで終了としました。
道の駅藤樹の里あどがわでレストラン等を見ましたが工事中のグリルあっただけでした。
近江聖人中江藤樹記念館は工事中でしたが、月曜以外は開館しているとのことでした。 隣の藤樹神社にお参りしました。

きれいに整備されており、藤樹が生き続けているのが分かりました。
藤樹お墓がある王林寺、に寄りました。 写真の向こう二つが藤樹と母のお墓で、手前が三男のお墓で儒教の教えに従っているとのことでした。

次いで、藤樹の生家のすぐ横にある藤樹書院跡に向かいました。 お隣の良知館の方が色々世話を焼いてくれました。 写真は元の書院が明治時代に焼失したため再建したもので、一回り小さくなっているとのことでした。

また、前の用水には小説にもありましたが、大きな鯉が泳いでいました。

以上、下見報告です。 帰りにくっきり三上山が見えました。

また、駐車場入り口のサインは下の写真の通りで、すぐ隣が昼食場所のどんき~でした。

ただ、月、火曜日が休みでしたのでお話を聞くことはできませんでした。 近江高島の駅前は月曜、火曜に休みが多いようです。
地酒の店がありましたが、試飲等はしていませんでした。
まち全体として月曜日が休みのところが多いので、近江高島の下見はここで終了としました。
道の駅藤樹の里あどがわでレストラン等を見ましたが工事中のグリルあっただけでした。
近江聖人中江藤樹記念館は工事中でしたが、月曜以外は開館しているとのことでした。 隣の藤樹神社にお参りしました。
きれいに整備されており、藤樹が生き続けているのが分かりました。
藤樹お墓がある王林寺、に寄りました。 写真の向こう二つが藤樹と母のお墓で、手前が三男のお墓で儒教の教えに従っているとのことでした。
次いで、藤樹の生家のすぐ横にある藤樹書院跡に向かいました。 お隣の良知館の方が色々世話を焼いてくれました。 写真は元の書院が明治時代に焼失したため再建したもので、一回り小さくなっているとのことでした。
また、前の用水には小説にもありましたが、大きな鯉が泳いでいました。
以上、下見報告です。 帰りにくっきり三上山が見えました。
文責 山本 眞
2022年03月15日
2022年3月15日 近江の文化
「近江の文化」の授業を担当される西 本 梛 枝先生の3回目。
午前中は童門冬二さんの「小説 中江藤樹 上・下」が題材です。 殆どの生徒が小説を読んでいました。
先生の小説の読み方・現地を訪れ、その土地に遺されている事象を感じ取る・が今回も十分伝わってきました。
中江藤樹のふるさと高島・安曇川を訪れた時の現地の方の話し方に対する感動も伝わってきました。
藤樹の足跡は滋賀県ばかりでなく、滞在が短かった米子にも残され、成長した大洲市の観光案内書を配っていただきました。
致良知、知行合一、王陽明との違い、後継者の話もされました。
授業中の風景です。

午後の題材は徳永真一郎さんの「燃ゆる甲賀」でした。
この作品の時代背景・三大飢饉・天保の改革・大塩平八郎の乱を始め、主要人物への中江藤樹の影響を含めて説明をされました。
天保一揆の中心的な働きをした土川平兵衛、田島治郎兵衛、平野八右衛門、についてさらに詳しく話されました。 他の一揆と違って、死者一人も出ないこと、農民の要求をが全面的に受け入れられたこと等が天保一揆の特異さを著しているとのこと。
午後の授業中の風景です。

文責 山本 眞
午前中は童門冬二さんの「小説 中江藤樹 上・下」が題材です。 殆どの生徒が小説を読んでいました。
先生の小説の読み方・現地を訪れ、その土地に遺されている事象を感じ取る・が今回も十分伝わってきました。
中江藤樹のふるさと高島・安曇川を訪れた時の現地の方の話し方に対する感動も伝わってきました。
藤樹の足跡は滋賀県ばかりでなく、滞在が短かった米子にも残され、成長した大洲市の観光案内書を配っていただきました。
致良知、知行合一、王陽明との違い、後継者の話もされました。
授業中の風景です。
午後の題材は徳永真一郎さんの「燃ゆる甲賀」でした。
この作品の時代背景・三大飢饉・天保の改革・大塩平八郎の乱を始め、主要人物への中江藤樹の影響を含めて説明をされました。
天保一揆の中心的な働きをした土川平兵衛、田島治郎兵衛、平野八右衛門、についてさらに詳しく話されました。 他の一揆と違って、死者一人も出ないこと、農民の要求をが全面的に受け入れられたこと等が天保一揆の特異さを著しているとのこと。
午後の授業中の風景です。
文責 山本 眞
2022年03月01日
2022年3月1日 校外学習・豊郷
週末まで終日雨の予報が出ていて、午後からは本降りとなっていましたが、朝は雨が降ってなくてホッとしました。
事前の案内通り9時7分近江八幡駅発の近江鉄道の電車に乗り、八日市経由豊郷駅へ。
豊郷駅に時間通り到着です。

構内で西本先生の説明を聞きました。

駅前で集合写真。

薩摩治兵衛記念館、先人を偲ぶ舘に向かいました。
薩摩治兵衛記念館ではあまり多くの展示はありませんでしたが、当時を偲ばせてくれる佇まいでした。


すぐ横にある先人を偲ぶ舘では、日本、ふるさとの為に貢献された初代、二代目薩摩治兵衛、薩摩治郎八、古川鉄次郎らの説明がありました。 パリに日本間を建てた薩摩治郎八がフランス政府から受領した本物の勲章が展示されていて感動しました。
続いて豊郷小学校旧校舎群へ。 ここではレイカディア大学の先輩を含めた3人のボランティア方々の説明を受けました。

小学校を建てるため私財60万円を寄付をされた古川鉄次郎氏の銅像です。

小学校の模型外観で、その大きさと広さが伝わってきました。

建物の中は広々として、当時は全館スチーム暖房だったとか、当時の町の裕福さが伝わってきました。 古川鉄次郎氏の小学校の頃の逸話にちなんでウサギと亀の像が階段に。


けいおんの聖地らしく、音楽室にはイラストも。。。

校内の説明を聞いたあと、講堂での集合写真。


ネットにあった豊郷小学校旧校舎群の説明です。
https://intojapanwaraku.com/culture/132755/
食事に向かう頃から軽い雨となりました。 食事は三羽鶴さんにお世話になりました。


薩摩治郎八をモデルにした小説の校外学習の一環で豊郷を訪れましたが、出身の近江商人の生き方が素晴らしく、三方よしをそのまま実行し、利益を私するのではなく家族、地域、国のために役立ってきているのを改めて感じました。 また、先年新しく建てた小学校学舎の素晴らしさをみるにつけも、近江商人の生き方が今に受け継がれているのではないかと思われました。
大村さん、岡島さん、奥村さん、金子さん、花澤さんからアップされた写真を使わせていただきました。
ありがとうございます。
事前の案内通り9時7分近江八幡駅発の近江鉄道の電車に乗り、八日市経由豊郷駅へ。
豊郷駅に時間通り到着です。

構内で西本先生の説明を聞きました。
駅前で集合写真。

薩摩治兵衛記念館、先人を偲ぶ舘に向かいました。
薩摩治兵衛記念館ではあまり多くの展示はありませんでしたが、当時を偲ばせてくれる佇まいでした。
すぐ横にある先人を偲ぶ舘では、日本、ふるさとの為に貢献された初代、二代目薩摩治兵衛、薩摩治郎八、古川鉄次郎らの説明がありました。 パリに日本間を建てた薩摩治郎八がフランス政府から受領した本物の勲章が展示されていて感動しました。
続いて豊郷小学校旧校舎群へ。 ここではレイカディア大学の先輩を含めた3人のボランティア方々の説明を受けました。

小学校を建てるため私財60万円を寄付をされた古川鉄次郎氏の銅像です。

小学校の模型外観で、その大きさと広さが伝わってきました。
建物の中は広々として、当時は全館スチーム暖房だったとか、当時の町の裕福さが伝わってきました。 古川鉄次郎氏の小学校の頃の逸話にちなんでウサギと亀の像が階段に。

けいおんの聖地らしく、音楽室にはイラストも。。。
校内の説明を聞いたあと、講堂での集合写真。

ネットにあった豊郷小学校旧校舎群の説明です。
https://intojapanwaraku.com/culture/132755/
食事に向かう頃から軽い雨となりました。 食事は三羽鶴さんにお世話になりました。

薩摩治郎八をモデルにした小説の校外学習の一環で豊郷を訪れましたが、出身の近江商人の生き方が素晴らしく、三方よしをそのまま実行し、利益を私するのではなく家族、地域、国のために役立ってきているのを改めて感じました。 また、先年新しく建てた小学校学舎の素晴らしさをみるにつけも、近江商人の生き方が今に受け継がれているのではないかと思われました。
大村さん、岡島さん、奥村さん、金子さん、花澤さんからアップされた写真を使わせていただきました。
ありがとうございます。
文 山本 眞
2022年02月15日
2022年2月15日 近江の文化
「近江の文化」の授業を担当される旅行作家西 本 梛 枝先生の2回目。
午前中は城山三郎さんの「一歩の距離-小説予科練」が題材です。 殆どの生徒が小説を読んでいましたが、先生の読み方には興味深いものがありました。
単に物語として読むのではなく、実際に現地に赴き、感じ、登場人物の思い、行動を考え、その背景にある作家の人となりまで考慮、伝えたいことを読み取るという姿勢は素晴らしいと感じました。
授業中の風景です。

午後の題材は獅子文六さんの「但馬太郎治傳」でした。
この作品の私が作者であり、但馬太郎治が実在の薩摩治郎八であることを説明、作者の来し方らか始め、生き方についても触れられ、薩摩治郎八については出生地の近江豊郷ばかりでなく近江商人についても広く語られました。 読み方、見方の深さ、広さは作家ならではのものかと思われました。
午後の授業中の風景です。

・4月21日の「まとめ」について
4月21日に予定されている「まとめ」の時間配分について、先生と相談しました。 先生の講評は当日ではなく、後日手紙で行われるとのことでしたので、時間配分は一人7分とし、交代時間1分で行うことになりました。
文責 山本 眞
午前中は城山三郎さんの「一歩の距離-小説予科練」が題材です。 殆どの生徒が小説を読んでいましたが、先生の読み方には興味深いものがありました。
単に物語として読むのではなく、実際に現地に赴き、感じ、登場人物の思い、行動を考え、その背景にある作家の人となりまで考慮、伝えたいことを読み取るという姿勢は素晴らしいと感じました。
授業中の風景です。
午後の題材は獅子文六さんの「但馬太郎治傳」でした。
この作品の私が作者であり、但馬太郎治が実在の薩摩治郎八であることを説明、作者の来し方らか始め、生き方についても触れられ、薩摩治郎八については出生地の近江豊郷ばかりでなく近江商人についても広く語られました。 読み方、見方の深さ、広さは作家ならではのものかと思われました。
午後の授業中の風景です。
・4月21日の「まとめ」について
4月21日に予定されている「まとめ」の時間配分について、先生と相談しました。 先生の講評は当日ではなく、後日手紙で行われるとのことでしたので、時間配分は一人7分とし、交代時間1分で行うことになりました。
文責 山本 眞
2022年02月01日
2022年2月1日 近江の文化
「近江の文化」の授業を担当される旅行作家西 本 梛 枝先生の第一日。
この時期、密になるかもしれない教室でしたが、事務局の計らいで余裕のある教室に変更されて、授業が始まりました。
授業中の風景です。

・第一回 オリエンテーション「近江の文学的風土」
授業を座学の3日は午前午後に分け6回、校外学習を2日、発表会を1日とする大枠が組まれていました。
今回は全体の授業を俯瞰する為、各授業について説明されました。
新学期に入る四月から第一、第三木曜日に授業の日が変更されていることに注意。
・県外からみた滋賀県の特徴について3つの切り口から
近江は「水の国」の視点から
近江は「道の国」の視点から
近江を5つのエリアに分けたその特徴
①湖北(琵琶湖の北方)
②湖東(琵琶湖の東岸~鈴鹿山脈)
➂甲賀(東海道に沿う旧甲賀郡)
④湖南(大津市、草津市、守山市、野洲市、栗東市)
⑤湖西(琵琶湖の西岸)
・第二回 近江が関連する文学作品
第一回で分けた5つのエリアに関連する作品を挙げ、主な作品のあらすじと先生の感想を紹介されました。
①湖北
井上靖「星と祭」、大佛次郎「宗像姉妹」、小西健之助「海峡の虹」、深田久弥「日本百名山」、谷崎潤一郎「盲目物語」等
②湖東
水上勉「湖の琴」、石川達三「稚さなくて愛を知らず」、平岩弓枝「日野富子」、井上靖「額田女王」、舟橋聖一「花の生涯」、海音寺潮五郎「蒲生氏郷」、井原西鶴「西鶴織留」等
➂甲賀
水上勉「しがらき物語」、岡本かの子「東海道五十三次」、森鴎外「小倉日記」
④湖南
永井路子「雲と風と」、吉村昭「ニコライ遭難」、松尾芭蕉「幻住庵記」等
⑤湖西
井上靖「平野シャクナゲ」、童門冬二「中江藤樹」、城山三郎「一歩の距離」、五木寛之「蓮如」等
・4月21日の「まとめ」について
4月21日に予定されている「まとめ」の手順、目的、並びに発表の指針についてプリントが配布されました。
一人当たりの発表時間が8分見当となっていますが、粕谷先生の授業の発表会での経験からすると、休憩、コメント等が考えると6分を目安にするのが適当かと思われます。
この時期、密になるかもしれない教室でしたが、事務局の計らいで余裕のある教室に変更されて、授業が始まりました。
授業中の風景です。
・第一回 オリエンテーション「近江の文学的風土」
授業を座学の3日は午前午後に分け6回、校外学習を2日、発表会を1日とする大枠が組まれていました。
今回は全体の授業を俯瞰する為、各授業について説明されました。
新学期に入る四月から第一、第三木曜日に授業の日が変更されていることに注意。
・県外からみた滋賀県の特徴について3つの切り口から
近江は「水の国」の視点から
近江は「道の国」の視点から
近江を5つのエリアに分けたその特徴
①湖北(琵琶湖の北方)
②湖東(琵琶湖の東岸~鈴鹿山脈)
➂甲賀(東海道に沿う旧甲賀郡)
④湖南(大津市、草津市、守山市、野洲市、栗東市)
⑤湖西(琵琶湖の西岸)
・第二回 近江が関連する文学作品
第一回で分けた5つのエリアに関連する作品を挙げ、主な作品のあらすじと先生の感想を紹介されました。
①湖北
井上靖「星と祭」、大佛次郎「宗像姉妹」、小西健之助「海峡の虹」、深田久弥「日本百名山」、谷崎潤一郎「盲目物語」等
②湖東
水上勉「湖の琴」、石川達三「稚さなくて愛を知らず」、平岩弓枝「日野富子」、井上靖「額田女王」、舟橋聖一「花の生涯」、海音寺潮五郎「蒲生氏郷」、井原西鶴「西鶴織留」等
➂甲賀
水上勉「しがらき物語」、岡本かの子「東海道五十三次」、森鴎外「小倉日記」
④湖南
永井路子「雲と風と」、吉村昭「ニコライ遭難」、松尾芭蕉「幻住庵記」等
⑤湖西
井上靖「平野シャクナゲ」、童門冬二「中江藤樹」、城山三郎「一歩の距離」、五木寛之「蓮如」等
・4月21日の「まとめ」について
4月21日に予定されている「まとめ」の手順、目的、並びに発表の指針についてプリントが配布されました。
一人当たりの発表時間が8分見当となっていますが、粕谷先生の授業の発表会での経験からすると、休憩、コメント等が考えると6分を目安にするのが適当かと思われます。
文責 山本 眞
2022年01月18日
2022年1月18日 校外学習:米原校
今年初めての授業がレイカディア大学米原校でありました。
冬らしく、雪がしっかり降っていて、交通事情の関係で、授業に出れない仲間もいました。
米原校の玄関の様子です。

本日は粕渕先生の最終授業の日で学習のまとめです。
最初に前回の学習発表の講評の残りをしていただき、一人一人の発表に対して、先生らしい視点でのコメントを頂きました。
授業の風景で、先生が集められた熨斗について話されているところです。

この後、
・大森貝塚を発見したエドワード・モースについて
コレクションはピーボディ・エセックス博物館に収納され、熨斗を始め明治時代の風俗に関する品が納められている。
・黒色火薬について
近江は江戸時代鉄砲の有数の産地で、鉄砲及び黒色火薬の作り方も話されました。

・ネズミ捕り
各種のネズミ捕りについて説明+見せた頂きました。
はえとりから発展した粘着式のネズミ捕りが現在主流とか
・とりもち
鳥餅の作り方+使い方について説明されました。
・おねしょ防止
各地の風習、恥をかかせて防止する方法も紹介されました。
・先生のコレクションから
絵葉書を利用して近江の風俗を映したものを紹介いただきました。
授業終了後、カフェドロップハウスで茶話会を開き、先生に感謝の意をお伝えしました。

森さんに撮っていただいた、瞬時マスクを外した写真です。

粕渕先生と森さんです。 ありがとうございました。

冬らしく、雪がしっかり降っていて、交通事情の関係で、授業に出れない仲間もいました。
米原校の玄関の様子です。
本日は粕渕先生の最終授業の日で学習のまとめです。
最初に前回の学習発表の講評の残りをしていただき、一人一人の発表に対して、先生らしい視点でのコメントを頂きました。
授業の風景で、先生が集められた熨斗について話されているところです。
この後、
・大森貝塚を発見したエドワード・モースについて
コレクションはピーボディ・エセックス博物館に収納され、熨斗を始め明治時代の風俗に関する品が納められている。
・黒色火薬について
近江は江戸時代鉄砲の有数の産地で、鉄砲及び黒色火薬の作り方も話されました。

・ネズミ捕り
各種のネズミ捕りについて説明+見せた頂きました。
はえとりから発展した粘着式のネズミ捕りが現在主流とか
・とりもち
鳥餅の作り方+使い方について説明されました。
・おねしょ防止
各地の風習、恥をかかせて防止する方法も紹介されました。
・先生のコレクションから
絵葉書を利用して近江の風俗を映したものを紹介いただきました。
授業終了後、カフェドロップハウスで茶話会を開き、先生に感謝の意をお伝えしました。

森さんに撮っていただいた、瞬時マスクを外した写真です。

粕渕先生と森さんです。 ありがとうございました。

文責 山本 眞