› LOCUS › 2022年01月29日

2022年01月29日

2022年1月28日必修講座

 新型コロナ感染症拡散防止の一環で、密を避けるため通常の必須講座を大教室とリモートの研修室の二つに分けて受けました。
 前回同様43期地文学科はリモートの研修室でした。

・くらしとお金を考える    小野先生
 ~人生100年時代の備え方~

授業の画面です。


 収入と支出を明確にし、キャッシュフローを作成し生活を組み立てることが大事との視点、並びに気を付けなければいけない点を例を挙げて話されました。

・収入について
 ・各種年金
 ・貯蓄取り崩し
 ・働いて得る収入
 ・その他(不動産、有価証券、遺産等)
 公的年金の平均のを挙げられましたが、自分の場合を知っておくことが重要

・支出について
  65歳以上の家庭の消費支出の平均を説明。 でも自分の場合を知っておくことが重要
 ・家計改善術
  固定費(携帯代、保険、ローン等)の見直し
  思い立ったら早めに行動
 ・医療費、介護費、介護住居費
  各々、家庭の平均を使って説明されたが、以下がポイントのとのこと
  医療費:心配し過ぎない
  介護費:心配し過ぎない
  介護にかかわる住宅費:早くから意識しておくこと
   負担が大きい自宅介護は現実的ではない


・キャッシュフロー表
  家計簿(大まかでよい)を何か月間かつけて、それを元に作る。
  日本FP協会等のサイトで無料のソフトが準備されている。

・エンディングノート
  本人の思いを伝えるのによく、書いた後スッとしたとの話もあるが、遺産分配等には効力がない。
  遺産分配に関することは遺言書を作成しなければならない。

・忘れがちなことト
 生命保険等の受取人(すでに亡くなっている場合等は受取人の変更をしておかないと、受取がややこしく、時間がかかる)
 遺言書:自筆遺言書保管制度が法務局にある。 活用費用も安く、信頼でき、確実。


文責 山本 眞

  

Posted by 43期地文 at 09:48Comments(0)基礎講座