› LOCUS › 2023年03月15日

2023年03月15日

2023年3月14日校外学習『観音の里』湖北に息づく信仰文化

 前日はあまり天候が良くありませんでしたが、いつものように良い天候に恵まれ、高月駅に集まりました。
 始業の挨拶から


 最初に駅のすぐそばにある渡岸寺の碑の説明を受けました。


 渡岸寺観音堂に向かっています。 先頭はかなり前を進んでいました。


 渡岸寺観音堂に到着して、最初の集合写真です。


 観音堂では今年おこないの番に当たった家の方が国宝十一面観音立像の説明をされました。おこないさんの当番に当たると、一年間お坊さんと同じように肉、魚類が入っていない料理を頂き、観音様をお守りするとのこと。  このようなしきたりが湖北の信仰を支えてきたのだと改めて心に留めました。
 次いで案内をされている西嶌先生の講義が高月まちづくりセンターであり、当日の予定並びに湖北の観音信仰湖北の野神信仰についての説明を受けました。
 昼食後、まちづくりセンターから柏原八幡神社の野神・欅の巨樹を「柏原の巨樹たち」として宮澤先生のお話を昭和館で聞きました。 写真は野大神のケヤキ(周囲8.9m、高さ22m、樹齢500年?)
 


 ケヤキの枝が濁流から村人を救ってくれた話や、伐採されたケヤキが貝塚市の「山車」になった等、興味深く聞かせていただきました。


 87歳になる西澤先生に健康の秘訣お伺いしたところ
1.よく食べる
2.よく人と話す
3.率先して動く
4.晩酌毎日一合
 とのことでした。

 次いで高月観音堂(大圓寺)へ。 ここでは大きな杉の木がそびえていて、ここで集合写真です。


 観音堂には千手十一面観音立像が安置され、写真を撮っても良いとのことでしたので、撮らせていただきました。


 ここの観音様は「火除けの観音さま」として崇められていて、火の用心のお札を頂きました。また、檀家が4戸なのにしっかりお守りされているのはおこないさんをはじめ、地域に受け継がれた信仰だと思われました。 締めは杉の巨樹の写真です。
 



 
 予定通り高月駅に戻り、帰途につきました。

山本 眞 記




 

  

Posted by 43期地文 at 21:13Comments(0)選択科目