
2023年04月12日
2023年4月3日クラス活動「春の鍋家邸訪問と土山散策、お花見」
今年の桜前線は、例年に増して早く、
滋賀県南部では3月下旬が満開となってしまいました。
が、そのおかげで(?)、土山では絶好の桜日和に恵まれ、楽しい1日となりました。


交通機関乗車組は貴生川から「あいくる土山バス」で土山西口に無事到着。
土山の宿場通りを歩いて、常明寺へ。
自家用車組がすでに到着しており、合流して本堂に上がらせてもらい参拝しました。
常明寺では、わがクラスのNさんと親交があるお若い住職さんが出迎えて下さり、
「和銅2年(709年)に建立され、その後変遷をたどり、現在の南土山に移され
臨済禅寺として今日まで続いている」お寺である事等を、
プリントを用いてわかりやすく説明していただきました。
そして、
クラス員の手術成功祈願のための、
般若心経も唱えていただくなど、手厚く対応していただきました(感謝)

また、常明寺には他にはない名所がありました。
森鴎外の祖父(白仙)が江戸から帰国途中のこの土山宿で体調を壊され、急死。
その遺骨がこの常明寺で発見されたことから、
その供養塔が立てられ祀られているのです。
本堂は平成に、ある寄贈者によって改築され、新しく立派なたたずまい。
戦没者の写真も飾られ、平和希求への思いが伝わってきました。
常明寺を後にし、一同は自家用車に便乗し、次なる目的地の永雲寺に向かいます。
ここでもお若い住職さんに出迎えていただきました。
本堂に入るなり、一同が思わず驚愕の声を漏らしたのが、まさかの若冲の襖絵。
六曲一双が、手に触れられるような距離に置かれていて、
しばし、皆さん若冲の襖絵の虜になってしましました。
さらに、このお寺も戦没者の遺影が飾られ、土山に根付く平和への祈りを痛感いたしました。
参拝を終え、一同は鮎川千本桜のお花見に。車中からも十分に素晴らしい桜並木が続く中、
まだもっと奥の、桜絶景の地に案内してもらいました。
見事に咲く満開の桜の下でプチ宴会。


鈴鹿山系の大自然に囲まれて、鳥のさえずり、鮎川のせせらぎを聞きながら、
開放感このうえなく気持ちの良い時間を過ごしました。
持って行った近江の地酒<不老泉>もなくなり、
いよいよ最後の目的地、今回の本命のN邸にお邪魔しました。

築140年の古民家。屋根の上には、煙の抜け道となる屋根も設けられています。
玄関を入ると、
御香のような香りが漂い、囲炉裏の煙でいぶされた建具や柱が眼に映ってきました。
太い梁と大国柱は、流石、お寺の材木「杣」の産地。
昼食に準備していただいた箱膳は焼き印入り(日野塗)。
囲炉裏からぶら下がった大きなお鍋の中には、
芋汁(豚でなく牛肉と手造りの野菜・手作りのこんにやく・旨味の溶け込んだ御汁)が!
筍ご飯も、この地域の獲れたてのタケノコ。
まさに、地産地消の春の味わいを体験させてもらいました。
お漬物も箱膳で頂くとより美味しさが増しました。

何回もお代わりをしておられる方もいらっしゃり、
囲炉裏を囲んで車座になっていただく昼食は一段と場が和みました。
Nさんのお誕生日を参加者で祝えたことも、ご縁があった日になりました。

N邸に別れを告げ、最後に、田村神社を参拝しました。
参道の一部に東海道が走っているという珍しい敷地
坂上田村麻呂が主祭神として祭られていて、県内外からも参拝者が多い神社です。
檜皮葺きの檜皮をはがした檜が林立する参道は
空気もひんやりとし、なんとなく厳かな雰囲気が漂いました。
ここで、本日の日程は無事終了
絶好のお花見日和に恵まれ、大変有意義で充実した1日でした。
お世話になったNさん
企画してくださったOさん
自家用車を出して下さったHMさんHKさん
本当にありがとうございました。
(文責 寺田充)
2023年04月12日
2023年4月11日観光ボランティア講座
今回の先生方はレイカディア大学の先輩で、今回を入れて6回の授業のお世話になります。

最初に西嶌先生、次いで大野先生がご自身の観光ガイドとしての経験を話されました。 お二人とも地域の観光地で待ち受けガイド(観光地に来られた方々を待ち受けて、その場所で歴史、言い伝え等をガイド)をされているとのことでした。
次いで授業の日程について説明されましたが、次回の授業の予定では移動時間等が十分でないとの指摘があり、集合場所等の変更がありました。
今回の授業で下見の日の予定が、登校してから下見の地域に移動するとのことでしたが、ゴールデンウィークの最中であることを考慮し、現地集合・現地解散になりました。
観光ガイド実習の班分け行われ、守山、草津、大津地区で各々4~5人の2班になりました。 各班のガイドコースも大枠決まり、下見の後コース等が確定することになりました。
古都大津観光ボランティアガイドの会 大野先生(39期びわ湖環境学科)
奥琵琶湖観光ボランティアガイド協会 西嶌先生(39期地域文化学科)
最初に西嶌先生、次いで大野先生がご自身の観光ガイドとしての経験を話されました。 お二人とも地域の観光地で待ち受けガイド(観光地に来られた方々を待ち受けて、その場所で歴史、言い伝え等をガイド)をされているとのことでした。
次いで授業の日程について説明されましたが、次回の授業の予定では移動時間等が十分でないとの指摘があり、集合場所等の変更がありました。
今回の授業で下見の日の予定が、登校してから下見の地域に移動するとのことでしたが、ゴールデンウィークの最中であることを考慮し、現地集合・現地解散になりました。
観光ガイド実習の班分け行われ、守山、草津、大津地区で各々4~5人の2班になりました。 各班のガイドコースも大枠決まり、下見の後コース等が確定することになりました。
文責 山本 眞