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2023年08月08日

2023年8月8日まちづくり講座

『街づくり講座』
森川先生



 今回は7月25日の授業の時に提出した、各自の提出したアンケートに書かれた事に対する説明、コメントから入りました。予想以上に時間がかかり、ほぼ午前中いっぱいかかりました。

午後は「まちづくり講座」での主テーマの一つである、実際にまちづくりを行うにあたって、取り組みたいこと、理由、必要事項、何ができるかを約20分で記入、各自発表しました。
発表に対し各々先生からコメント、質問がありました。


次いで、まちづくりに取り込む事業計画の提案を行うためのグループ分けを行い、7つのグループができました。 今回休まれた方は、次回その中にあるキーワードを選んで、そのグループに入ることになりました。
そのキーワードは
①子供
②健康
③仲間づくり
④新興住宅地
⑤合意形成(マネージメント)
⑥歴史文化
⑦古着


次回が最終の選択講座の授業となります。

文責 山本 眞
  


Posted by 43期地文 at 17:12Comments(0)選択科目

2023年08月06日

2023年8月4日「まちづくり活動講座II」、「排尿サポーター育成講座」

「まちづくり活動講座II」
住みよいまち&絆研究所 奥野先生



 自己紹介から始まり、イギリスの童話エリザ・トリンビー作「プラムおじさんの楽園」の大筋を紹介。
 きれいではないタウンハウスに住む退職した①プラムおじさんが自宅の庭をお花畑にし、教会も花で飾った。 ②隣人のトムさんがタウンハウスの住民に呼びかけ、各戸の庭をお花畑に。 ③さらにナショナルトラストにし、お花畑で採れた花、ジャム等をお土産にして販売。 ④これが有名になり観光地にまで発展。
 次いで①~④どのステージこのステージ(人)一番大事と感じたかとの問いがあり、②、①の順で挙手の数が多かった。 どれを外しても最終的に観光地にはならないので、どれも正解とのこと。
 後半は先生が実際に携わったまちづくりの活動について紹介しました。
 家庭にあるモノクロの写真を集めて展示、近昔の歴史、まちの形の再発見。
 彦根の足軽屋敷に活用と防災まちづくり
 等々
 また、近所付き合い、社会活動についての意識先進各国との比較を紹介されました。

午後
「排尿サポーター育成講座」
とみた腎泌尿器科クリニック 松本先生



 おしっこの基礎知識では、メカニズム・お困りごとについて紹介。
 困りごとの対ケア方法では予防(我慢できる)ための骨盤底筋群体操をみんなで行い、治せるものは医院で治し、治らないまでも改善、改善できなくても、できるだけ気持ちよくで、おむつ、パッド、尿器の紹介がありました。
 また、実際にバッド、おむつを配り、おむつをする実習も行いました。


 正しくおむつを着けると、思いのほか動きやすいことがわかりました。 また、大きなおむつは安くはないので、二重にして内側の小さなおむつ、パッドのみを交換することも紹介されました。
 最後に介護用品でもあるポータブルトイレ3種の紹介がありました。

 おむつのお世話になるのはできるだけ短くしたいと強く思った次第。


文責 山本 眞
  


Posted by 43期地文 at 21:40Comments(0)基礎講座

2023年07月26日

2023年7月25日まちづくり講座・校外学習・大津百町館、平野コミュニティセンター

『まちづくり講座・大津百町館』
森川先生



 最初に大津百町館内を見学、町屋の良さを再認識しました。


 次いで、大津の歴史を大津宮のころから話され、今日に至る大津の街の変化について確認しました。 さらに町屋を考える会の発足から、大津百町館ができるまでの経過を説明され、今後について話されました。
 かかわった人たちの努力、楽しみ等が伝わってきました。 たど、いろんな団体で起きている創設者グループから第二世代以降に引き継ぐことに苦慮されておられるようでした。

『まちづくり講座・平野コミュニティセンター』
森川先生



 ちょっと豪華な弁当いただいた後、午後の講義が始まりました。
 今度は大津市平野学区まちづくり協議会のお話でした。 最初に平野学区の歴史、地形、人口構成について大枠を話され、平野学区円卓会議、アンケート調査の結果を公表されました。
 アンケート調査結果を踏まえ重要とされた項目に対応した8つの委員会を設立、活動をされているとのこと。 その事例も公表されました。


 ただ、気になったのはイベントを行う委員会は活発なようでしたが、安全、安心を担う委員会の活動が今少しのような気がしました。
 平野まちづくり協議会の今後の課題かもしれません。

文責 山本 眞
  


Posted by 43期地文 at 09:30Comments(0)選択科目

2023年07月24日

2023年7月20日~7月22日大学祭

7月20日から22日まで、 草津キャンパスで大学祭が開かれました。
7月20日は朝から会場設営、展示準備完了後、自由鑑賞を行い、21日の一般の方を対象に公開、22日は来られた方々に公開し午後2時ころから撤収というスケジュールですた。
20日午後にはほぼ展示準備が完了。 我々地域文化学科は体育館で、44期、絵画クラブ、フォトウォーク、書道l部、絵手紙クラブと一緒に展示をしました。 各チームの発表展示順に以下の通り。
鶴西寺鍋グループは手前に自作の陶器、酒器、一木の彫り出しお盆、漬物等、さらに鍋家さんが出版された「鈴鹿山麓小さな村のよもやま話」も展示。


蕎麦グループは自分たちが調査で訪れたところの蕎麦ばかりでなく自身で植えた蕎麦の花、実等を手前に展示。


草津グループは和宮御膳をいただく写真をはじめ、地図、写真を多く展示た。


沙沙貴組は訪れた近江の7つの城下町の歴史、史跡等について展示。


TOKI(朱鷺)の会は今村翔吾の直木賞受賞作の塞王の盾をテーマにちなんで訪れたところを展示し、実際に書物を前に展示。


来年度の参考のためか44期の地文のメンバーが熱心に見られ説明を聞かれていましたが、なかには地文に入学したいので見に来ました。 ぜひ入学して勉強したいとおっしゃる方も何人かいました。
地文の出し物カロムは仲間内で人気があったかもしれません。


木工ミニクラフトは子供たちも楽しんでくれました。


対話型AIは大人対象になってしまいましたが、事務局の川島課長(写真とは関係ありません)も実際に操作、感心して帰られました。


絵画クラブの展示は寺田幸生さんの個展のようでした。


フォトウォーククラブの写真展には多くの作品が出展されていました。


絵手紙クラブの作品とフォトウォークの作品の展示です。


書道部の作品は壁一面に多数展示されていました。


他の学科では実際に作った作品、作物も販売していました。


ステージ演芸では腹話術の口演会の最中でした。


22日に予定通り大学祭がお開きとなりました。
準備、アテンド、駐車場整理、後片付けに尽力された方々に感謝です。
また、写真はアルバムにアップされた方々の写真を多数使わせていただきました。

ありがとうございました。


文責 山本 眞
  


Posted by 43期地文 at 15:40Comments(0)基礎講座催し、式典関係

2023年07月16日

2023年7月14日基礎講座「シニアのためのハラスメント講座」

「シニアのためのハラスメント講座」
しがぎん経済文化センター 社長 西堀先生



 自己紹介から始まり、人は忘れることで生きていける生き物であるとのことを、「2日前の夕食が何か覚えている?」との質問、忘却曲線を使って説明しました。
 アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)のチェックを20問の質問に回答する形で行い、隣の人と確認しあう時間を取り、授業にメリハリを付けました。 次いで、アンコンシャス・バイアスの典型例である自分は大丈夫との例では、詐欺に遭わない、風水害の時の避難タイミング等を例に数字を挙げて説明しました。  さらに、アンコンシャス・バイアスで引き起こされる問題点を組織、個人視点で挙げ、特に上司の態度が重要であるとしました。
 従来使われてきた表現方法がLGBT視点ではおかしくなっていることを挙げ、女性のみ、男性のみであらわされていた表現について新しい表現を共有しました。 
 数多くの新種ハラスメントをあげ、 パワーハラスメント、モラルハラスメント、セクシャルハラスメント、リストラハラスメントの順で多いそうなで、そのあとパワハラのセルフチェックをしました。
 次いで、わかっていれば素早く対応できるとの例を一見ランダムにフォント、サイズが違う1から54までの数字に〇をつける作業時間で実証しました。
 ハラスメントになるならないの判断基準等を例を挙げて話された。。


文責 山本 眞
  


Posted by 43期地文 at 21:18Comments(0)基礎講座

2023年07月12日

2023年7月11日「まちづくり講座」

『街づくり講座』
森川先生

 


 どこか懐かしい感じがしたのは昨年10月に大教室での『課題学習をみんなで進めるために』の授業されたとのころで、納得。
 最初にまちづくり講座の目的を話され、ついで講座に充てられる4日間のプランについて話されましたが、3回目以降についてはまだ、まだ検討途中とのこと。
 次いで、まちづくりの例をいくつか挙げられ、6グループに分かれて「まちづくり」とは何か?話し合って、まとめを発表することになりました。 Eグループの発表です。


 よく似た内容もありましたが「鯉は水色」のグループ名は異色でした。
 先生が考えられるまちづくりとはを紹介され、さらにまちづくりについての興味深い言葉をいくつか挙げられました。

昼食後は再度各グループに分かれて、まちづくりでは〇〇が大切であると表現することを話し合いました。
 Cグループの発表です


 こんな雰囲気での話し合いでした。


 最後にレイカディア大学を卒業したら何をするかについて、各人が発表しました。
 既に、活動している人がほとんどでした。 甲賀忍者ミュージアムを作りたい等夢のある発表もありました。

 次回はフィールドワークで、大津百町館、平野公民館にお伺いする予定です。

文責 山本 眞

   

Posted by 43期地文 at 21:03Comments(0)選択科目

2023年07月08日

2023年7月7日基礎講座・「特殊詐欺をはじめとする身近な犯罪から身を守る」・「徳川家康と城づくり」

午前
 「特殊詐欺をはじめとする身近な犯罪から身を守る」
滋賀県警察本部 関先生



 はじめに特殊詐欺の例を挙げ各々について滋賀県での発生件数、被害額について話されました。
 PC等のサポートを装った架空請求詐欺を除いて、ほとんどは固定電話にかかってくるとのこと。
 有名な?オレオレ詐欺を筆頭に、還付金詐欺キャッシュカード詐欺盗架空料金請求詐欺PCサポート詐欺等が紹介され、65歳以上のお年寄り被害になることがほとんどであるとグラフで示されました。
騙されない対策③+1の紹介がありました。
①自宅の固定電話は留守番設定に
②ATMで携帯電話を使わない
③キャッシュきゃーどを渡さない
 +暗証番号を教えない


 次いでNTT西日本の方から詐欺対応電話システムについて紹介+デモがありました。



これまで有料だったナンバーディスプレイ、番号が不明だと電話が繋がらないナンバー・リクエスト機能が70歳以上の人、もしくは同居している櫃に無料を無料になとのこと。
 また、新しいシステムで、電話内容をAIがモニター、判断して詐欺電話の疑いが高い場合には、加入者、あらかじめ登録された相手先(電話・メール等)に連絡するシステムを紹介。 これも無料とのことで、うまく働けばいいシステムだと思われました。 残念ながら、デモでは思い通りの機能を発揮できなかったようでした。

午後
『徳川家康と城づくり』
滋賀県立大学 名誉教授 中井先生



 選択科目で受けた授業を思い出していました。
 城を築城したの人生等ではなく、城を築城した背景、戦略的意味について先生の興味があることを仰って授業が始まりました。
 今回は徳川家康と城づくりということで、前半は家康の出身岡崎城、居住した浜松城、駿府城、江戸城について話されました。
・岡崎城
 現存している岡崎城は家康が築城したのではなく後から入った豊臣の大名が作ったもの。 家康の時代には石垣、瓦等はなかった。
・浜松城
 発掘調査をしてもよくわからず、家康時代の遺構はほとんど出ていない。 文献によると豊臣の大名が石垣、天守を作って入城したとか。
・駿府城
 家康は二度(征夷大将軍になる前、征夷大将軍になってから)住んでいて、前半の遺構、後半の遺構は大きく異なる。 後半の天守台は61mX68mと巨大で、その権威を表している。
・江戸城
 関東に移封されて征夷大将軍になるまでは城の改修さえもしなかったが、宣下以降城の大改修に着手し、家忠、家光で天守の構築。 以降将軍儀礼用の城としての空間の拡充が行われた。

 後半は天下普請の話になり、最初の城膳所城について詳しく話されました。


 関ヶ原の戦いのときに大津城の京極高次が西軍の主力1万5千の兵を足止めし、関ヶ原の勝敗を徳川方にもたらした話から、大津城の戦略的価値、膳所の地に移された背景、城づくり視点で初代、二代目の城の縄張りについても言及され、城づくりの名人藤堂高虎にも触れました。
 膳所城の戦略的意味は東からの軍にたいして、京都を守ることにあり、城下を通る東海道を北総門、南総門で完全に遮断することができる構造になっている。 このため城主は譜代の戸田氏が指名された。 
 膳所城は明治初期に廃城令が出る前に廃城され、建物が競売にかけられ、今日近くの神社等に移設された門を見ることができる。
 次いで、大阪城包囲網として天下普請で築城さた城を上げました。 彦根城(中山道)、長浜城(北陸道)、篠山城、丹波亀山城(山陰道)
 
 今回も先生のお話を楽しくお聞きすることができました。

文責 山本 眞
  


Posted by 43期地文 at 15:48Comments(0)基礎講座

2023年07月05日

2023年7月4日選択科目・郷土の食文化、郷土料理作り

 午前中 『郷土料理作り』
滋賀県栄養士会 清水先生

 前もって配布された鮎ご飯えび豆丁字麩のからしあえ鯖缶そうめんに必要な食材を、クラスの有志が調達、またお米、そうめん等も有志の方々が寄付され、食材がすべて揃いました。
 班分けは4人人班で6班でき、各班に女性が一人ずつ入り、ちょうどいい構成になりました。 班毎に同じバンダナをするというちょっとお洒落な配慮もできていました。
 早速レシピに従い調理が始まりました。 早速軽快な包丁さばきを見せる人もいれば、丁寧に食材を切りそろえる人もいました。


 余裕の表情でポーズです。








 無事調理が完了しました。 各班特徴のある盛り付けになりましたが、これは6班のものです。


 班毎に同じテーブルで昼食としていただきました。









午後『地産地長・湖魚を使った郷土料理作り』
滋賀県栄養士会 清水先生



 午前に続いて清水先生の講義でした。 はじめは午前中の料理に関連する話でしたが、途中から健康に関する話にすり替わってしまい戸惑いました。
 ・健康とはから始まり、栄養、食生活に入りました。
 適正量をバランスよく食べること、特に野菜の摂取量に注意
 脱水症に注意とのこと
 塩分を控えめにすること
 ・基本体重を減らさないようにすることが大事とのこと
  やや太った人のほうが長生き
 ・一日あたりのアルコール摂取量は以下の通りで、休肝日を設けること
  ビール500ml、日本酒180ml、
  ワイン75mlと言われましたが、200mlの間違いだと思われます。
 
 活発な質問がありました。
 大村さんがとられた写真を使わせていただきました。 ありがとうございます。

文責 山本 眞

 










  


Posted by 43期地文 at 22:07Comments(0)選択科目

2023年07月02日

2023年6月30日基礎講座・「卒業後の活動に向けて」、「縁に生きる」

午前
 『卒業後の活動に向けて』
同窓会、サポートの会、えにしの会



 卒業後の活動の場としてレイカディア大学関連団体が順にプレゼンされ、最初は同窓会で、年会費2,000円。
 ホームページにもあるように1978年に発足した歴史ある会で、現在は県内9つの支部に分かれて活動。 住んでいるところにより所属する同窓会が決められ、卒業後地域によってはクラス員が一人になってしまう支部もあります。
 


 次いで2010年嘉田知事の時に財政難のため休校の危機になったときに、大学の運営費用を節約するために立ち上げられた
サポートの会からのプレゼンで、配布された資料が一番多く、力が入っていることが伝わってきました。
 卒業後2年間、主に以下の活動をしていていて、各々の部会から報告がありました。
  ・校外学習時の事務局サポート
  ・在校生向けパソコン教室の開催
  ・大学祭の運営サポート
  ・大学の広報誌(シニアの学び舎)の発行
  ・園芸クラブによる校内の美化活動
  ・卒業生の地域活動に関するアンケートの実施


 最後に2016年に立ち上げられた滋賀県全体を対象にしたボランティアをするNPO法人レイカディアえにしの会(年会費2,000円)からのプレゼンでした。
 県内すべての市にボランティア団体としての登録が完了し、ボランティア、公演の依頼が例年の2倍ほどになっているとのこと。

午後
『縁に生きる』
佛教教育学園 理事長田中先生



 一昨年えにしの会主催の講演会で「眼をひっくり返す」で講演された先生でした。
 入りは「眼をひっくり返す」で前回と同じ入りで、自分を見つめなおすことの大事さを離されましたが、それ以降は哲学の分野の話で難しく十分理解できませんでした。
 頭に残っているのは
・縁を変えると私が変わり、縁も変わる。
・生活とは自分が生きていることを活かせること

文責 山本 眞
  


Posted by 43期地文 at 09:24Comments(0)基礎講座

2023年06月30日

2023年6月29日 フォトウォーククラブ6月例会 石部宿

2023年6月29日 フォトウォーククラブ6月例会
~東海道石部宿を歩き ウツクシ松の自生地を訪れる~

梅雨の真っ最中にも関わらず、予報のにわか雨のどころか、時折晴れ間さえ見られました。30度越えの中、古人たちの旅の足跡をたどり、15,000歩、よく頑張りました。

コースは
石部駅8:45スタート⇒石部宿西繩手跡⇒西の見附⇒⇒吉御子(よしみこ)神社⇒石部宿田楽茶屋⇒小島本陣跡・石部宿驛⇒三大寺本陣跡⇒石部中央⇒吉姫神社⇒東の見附跡⇒鉗子袋まちづくりセンター⇒ウツクシ松自生地⇒北島酒造駐車場(解散)12:00
恒例、部長さんのご挨拶も最終回です。

石部宿西繩手跡を歩く
43&44地文と健康づくりで編成の3班には、ボランティアガイドさんが2人ついて下さいました。お話されているのは、この地域ガイドリーダーでもある、御年80歳、ガイド歴15年のHさんです。元気はつらつ、楽しくかつ詳しいガイドでした~
歌川広重の絵を石板に彫り込む立派な案内図です

先細りとカーブで遠見遮断の防衛策

<道の歴史、時代の往来を思いえがきながら>
奈良時代は伊勢へは、「大和道~伊賀~伊勢」、
平安遷都と共に、平安前期からここ近江を通り、鈴鹿を超える阿須波道(あすはみち)が官道となる。この道を、天皇の代替わりごとに伊勢神宮に発遣される「斎王の群行路」が行幸されていた。
その後、江戸幕府から、参勤交代で江戸へ、庶民はお伊勢参りへと人々が行き交い、沢山の商いと旅籠で賑わっていたようです。
『吉御子(よしみこ)』神社
足ちゃんと上がってます!
これは「夏越の払い」6月30日の神事の茅の輪くぐり
右まわり2回くぐり(交互の作法もあるようである)
左まわりの1回くぐってから本殿にお参りする
これで、半年のけがれをはらい後半の半年が良い日々となるようにと、祈願ができました。本殿は上賀茂神社の旧本殿の移築とあって趣がありました。

『小島本陣跡』 膳所藩直轄の本陣。数多くの大名や明治天皇も宿泊。目と鼻の先に幕府直轄の『三大寺本陣跡』は武家の旅宿。2つの本陣は当時、ライバルであったとガイドさんの話もありました。
石部宿驛。屋内に入り、「やれ やれ」です。
「さぁ」再び、街道歩き。

「石部中央」の交差点には数多くの観光案内板がたっています。『問屋場跡』『高札場跡』『安民米倉庫』等、中でも気になったのが芝居小屋『常盤館跡』で、ミニ南座と言える建物、回り舞台まで備わって遠くからも観客が訪れたが、大正初めに焼失したらしい。石部は、文楽『桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)』、38歳帯屋男と14歳娘の恋に貞節な女房の情話が舞台となった宿であると、いただいたガイドパンフレットには書かれていたが、この演目も演じられたのでしょう。


『吉姫神社』、先の吉御子神社と男女一対の神社。

ウツクシ松自生地標高227mに向かう途中に大きな池があり、ハスが群生していた。
アカマツの変異株。幹が赤くて松の緑が映える。確かに美しい!最初に発見したのは「藤原頼平」だという。ここだけに自生するのも不思議である。国の天然記念物。

最終の目的地で記念撮影し、麓まで下って解散しました。

その後は、北島酒造へ寄る人達もありましたが、我が地文は予約してもらっている甲西駅ちかくの『サガミ』へ、冷たいビールに心惹かれて直行しました。
部長の労をねぎらい「お疲れ様!」の乾杯をしました。照れてジョッキでお顔を隠しておられます。残り少なくなってきた学生時代を楽しむひと時でした。
(文責 西田)







  


Posted by 43期地文 at 08:10Comments(0)フォトウォーク