2023年11月12日
2023年11月10日鍋家さんの基礎講座講義
鍋家さんが上梓された「鈴鹿山麓小さな村のよもやま話」を読まれたレイカディア大学に乞われて、11月10日44期と45期の基礎講座で授業を行いました。 また12月8日は彦根キャンパスでも授業を行われます。
カクサイジャーの幸生さん、充さん、琴子さんがサポーターを担当されました。

最初に鈴鹿山麓小さな村=甲賀市土山町「山中村」の紹介をし、次いで上梓された本の第一章から第六章を紹介。
まず、子どもたちへの教育でもある子ども歳時記と子供たち伝える農作業と郷土のくらしを紹介。
次いで小さな村で重要ないろんな山の神について話されました。
・農民の山の神
・杣人の山の神
・上の平の山の神
・黒滝の山の神
その各々の神事・しめ縄打ち、カギ引きの神事、どんと焼き等について紹介されました。

休憩前の締めは山の神背景にある思いを伝えられました。、
・五穀豊穣、子孫繁栄を願う
・大自然に生かされているという思いで自然を崇める
食文化、命を大切に(箱膳等々)
休憩後は講についてでした。
一般的な講の話から山内の集落に伝わる講組織を上げ、その一つ一つについて紹介されました。
・代参講(伊勢港、愛宕講等)、稲荷講、観音講、日待ち講、二十三夜講、十九夜講、庚申講、萱講、山上講、蕎麦講、大飯の講

興味深く聞かせていただき、中でも、女性だけの十九夜講の真の目的ではないだろうがその実際が面白かった。 蕎麦講の意味もよく理解できました。
まとめで日頃鍋家さんから聞いている思いを語られ、人間にしかない老後の生活、老人の役割のところでは、学生から数回大きな拍手が起ききました。
またカクサイジャーとの連携も素晴らしく、授業中は各所で笑いを取ったりされ、面白く、興味深い授業でした。、鍋家さん、カクサイジャーの皆さん、ありがとうございました。 彦根の授業も期待しています。
また当日はNTT西日本の方も聴講に来られていて、授業の後事務局、学生、サポートの会と会談されましたが、事務局から次のメールをいただきました。
「本日の鍋谷先生の基礎講座ですが、学生の皆さんからも大変好評でした。
視察に来られていたNTT西日本の方も驚かれてました。」
カクサイジャーの幸生さん、充さん、琴子さんがサポーターを担当されました。
最初に鈴鹿山麓小さな村=甲賀市土山町「山中村」の紹介をし、次いで上梓された本の第一章から第六章を紹介。
まず、子どもたちへの教育でもある子ども歳時記と子供たち伝える農作業と郷土のくらしを紹介。
次いで小さな村で重要ないろんな山の神について話されました。
・農民の山の神
・杣人の山の神
・上の平の山の神
・黒滝の山の神
その各々の神事・しめ縄打ち、カギ引きの神事、どんと焼き等について紹介されました。
休憩前の締めは山の神背景にある思いを伝えられました。、
・五穀豊穣、子孫繁栄を願う
・大自然に生かされているという思いで自然を崇める
食文化、命を大切に(箱膳等々)
休憩後は講についてでした。
一般的な講の話から山内の集落に伝わる講組織を上げ、その一つ一つについて紹介されました。
・代参講(伊勢港、愛宕講等)、稲荷講、観音講、日待ち講、二十三夜講、十九夜講、庚申講、萱講、山上講、蕎麦講、大飯の講
興味深く聞かせていただき、中でも、女性だけの十九夜講の真の目的ではないだろうがその実際が面白かった。 蕎麦講の意味もよく理解できました。
まとめで日頃鍋家さんから聞いている思いを語られ、人間にしかない老後の生活、老人の役割のところでは、学生から数回大きな拍手が起ききました。
またカクサイジャーとの連携も素晴らしく、授業中は各所で笑いを取ったりされ、面白く、興味深い授業でした。、鍋家さん、カクサイジャーの皆さん、ありがとうございました。 彦根の授業も期待しています。
また当日はNTT西日本の方も聴講に来られていて、授業の後事務局、学生、サポートの会と会談されましたが、事務局から次のメールをいただきました。
「本日の鍋谷先生の基礎講座ですが、学生の皆さんからも大変好評でした。
視察に来られていたNTT西日本の方も驚かれてました。」
文責 山本 眞
2023年10月27日
2023年10月25-26日 卒業旅行 松江・出雲
10月25-26日卒業旅行に松江・出雲大社に行ってきました。
旅程は以下の通りでした。
10月25日 草津駅西口⇒蒜山(昼食)⇒松江城堀川めぐり⇒松江城⇒一畑電車松江しんじ湖駅-一畑電鉄-電鉄出雲市駅-徒歩-ホテルアルファーワン出雲(夕食・泊)
10月26日 出雲大社(参拝)⇒古代出雲歴史博物館(見学)⇒島根ワイナリー(ワイン試飲・お土産)⇒道の駅湯の川(昼食・お土産)⇒草津駅西口(解散)
出発時にチョッと遅れがありましたが、運転手さん、幹事さんの的確な対応で、草津パーキングエリアで全員がバスに。

後部座席は対面形式になっていました。

このまま途中トイレ休憩をはさんで蒜山に向かいました。 昼食です。




次は松江城堀川めぐり舟乗り場です。


船頭さんたちの話は各々個性があり、音響効果の良い橋の下では歌い、歴史、謂れ等を含めて面白く説明してくれました。
出発直後にいたカワウで羽を広げて、乾かしていました(カワウの羽は水をはじかないそうです)。

堀川には橋が架かっていますが、舟の屋根を下げなければ通れないほど水面に近い橋がいくつかありました。

この時の舟の中はこんな感じで、


姿勢を低くするのに、こんな小道具必要だった舟もありました。

水戸黄門は偉い!
次いで国宝松江城です。

早速、説明です。

階段を上り、大石がある一ノ門を過ぎ


松江城前での集合写真です。

松江城が国宝となるための条件をクリアする築城年代がわかる祈祷札のレプリカです

最上階でも説明を聞きました。

最上階からの眺めで宍道湖が見えます。

時間に合わせて説明が終わり、バスでー畑電車松江しんじ湖駅に向かい、無事電車に乗れました。

近江鉄道をイメージしていましたが、走行スピードは一畑電鉄のほうが速いような気がしました。
予定通り、出雲駅に到着し、チェックイン。 6時半からホテル隣接の丸善水産で夕食を摂りました。

この後、有志がホテルの部屋で二次会を開きました。
翌朝は全員予定通り、8時にはチェックアウトを終え、出雲大社に正式な参拝をするために、バスで稲佐の浜に向かいました。 神在月に最初に神々が足を踏み入れるのが稲佐の浜と言われています。

ここでしっかり説明を聞きました。

そして集合写真です。

いわれの通り、浜で砂をいただき、出雲大社に持っていき、ご利益ある古い砂を持ち帰ります。

出雲大社に向かう神々が通る道の入口はわかりやい目印がありました。

途中竹内まりやの実家の前に寄り道しました。
いよいよ出雲神社鳥居前で集合写真です。。

坂を下って、ムスビの御神像の説明を受けました。

この後銅鳥居の説明を受け、さらに75畳あると言われている巨大な日の丸の説明も受け、本殿でお参りしました。

さらに鎌倉時代に作られたとされる大社の柱の跡を確認し、素鵞社で稲佐の浜から持ってきた砂を奉納し、ご利益のある砂を持ち帰りました。

大国主大神は本殿で西側を向いておられるので、こちらから参拝するのが必須。

そして神楽殿で巨大なしめ縄の前に。

また、国譲り神話についても説明を受け、背の高い大社を建てるだけで統治権を譲るわけがないとする説明もありました。 大量の銅剣、銅鐸の発掘結果を見ると大和朝廷の影響で、武装放棄、政治・信仰の放棄を強制させらたようにも見えます。
次いで古代出雲歴史博物館です。 ここでは学芸員から概略の説明を受け、発掘された大社の柱の実物、

発掘された銅剣、

銅鐸、

風土記の写し

等々の関連資料の見学を行いましたが、時間が足りないくらい多くの興味深い展示がありました。
次いで、島根ワイナリーでワインの試飲をし、お土産も買いました。
昼食は道の駅湯の川でのどぐろ丼をいただき、

島根県で最後のお土産を購入して、草津駅西口を目指して出発しました。
バスの中でのエンターテインメントでのクイズも興味深く、眠ることもなく無事全員が帰着、草津駅西口で解散しました。
最期になりましたが、楽しく、有意義な旅行を企画、実践、全体を統率していただいた幹事の佐々木さん、大村さん、谷口さんはじめ、松江、出雲でガイド・説明いただいた岡島さん、一男さんに大いに感謝したいと思います。 また、お酒、ワイン等の差し入れをいただいた佐々木さん、鶴田さん、幸生さん、平井さんに改めて感謝したいと思います。 また、アルバムにアップされた皆さんの写真を活用させていただきました。 ありがとうございました。
既に次の旅行の企画に入ったとか、次回も大いに楽しみにしたいと思います。
文責 山本 眞
旅程は以下の通りでした。
10月25日 草津駅西口⇒蒜山(昼食)⇒松江城堀川めぐり⇒松江城⇒一畑電車松江しんじ湖駅-一畑電鉄-電鉄出雲市駅-徒歩-ホテルアルファーワン出雲(夕食・泊)
10月26日 出雲大社(参拝)⇒古代出雲歴史博物館(見学)⇒島根ワイナリー(ワイン試飲・お土産)⇒道の駅湯の川(昼食・お土産)⇒草津駅西口(解散)
出発時にチョッと遅れがありましたが、運転手さん、幹事さんの的確な対応で、草津パーキングエリアで全員がバスに。
後部座席は対面形式になっていました。

このまま途中トイレ休憩をはさんで蒜山に向かいました。 昼食です。




次は松江城堀川めぐり舟乗り場です。


船頭さんたちの話は各々個性があり、音響効果の良い橋の下では歌い、歴史、謂れ等を含めて面白く説明してくれました。
出発直後にいたカワウで羽を広げて、乾かしていました(カワウの羽は水をはじかないそうです)。
堀川には橋が架かっていますが、舟の屋根を下げなければ通れないほど水面に近い橋がいくつかありました。
この時の舟の中はこんな感じで、


姿勢を低くするのに、こんな小道具必要だった舟もありました。

水戸黄門は偉い!
次いで国宝松江城です。

早速、説明です。

階段を上り、大石がある一ノ門を過ぎ
松江城前での集合写真です。

松江城が国宝となるための条件をクリアする築城年代がわかる祈祷札のレプリカです

最上階でも説明を聞きました。
最上階からの眺めで宍道湖が見えます。
時間に合わせて説明が終わり、バスでー畑電車松江しんじ湖駅に向かい、無事電車に乗れました。

近江鉄道をイメージしていましたが、走行スピードは一畑電鉄のほうが速いような気がしました。
予定通り、出雲駅に到着し、チェックイン。 6時半からホテル隣接の丸善水産で夕食を摂りました。

この後、有志がホテルの部屋で二次会を開きました。
翌朝は全員予定通り、8時にはチェックアウトを終え、出雲大社に正式な参拝をするために、バスで稲佐の浜に向かいました。 神在月に最初に神々が足を踏み入れるのが稲佐の浜と言われています。

ここでしっかり説明を聞きました。

そして集合写真です。

いわれの通り、浜で砂をいただき、出雲大社に持っていき、ご利益ある古い砂を持ち帰ります。

出雲大社に向かう神々が通る道の入口はわかりやい目印がありました。

途中竹内まりやの実家の前に寄り道しました。
いよいよ出雲神社鳥居前で集合写真です。。

坂を下って、ムスビの御神像の説明を受けました。

この後銅鳥居の説明を受け、さらに75畳あると言われている巨大な日の丸の説明も受け、本殿でお参りしました。

さらに鎌倉時代に作られたとされる大社の柱の跡を確認し、素鵞社で稲佐の浜から持ってきた砂を奉納し、ご利益のある砂を持ち帰りました。

大国主大神は本殿で西側を向いておられるので、こちらから参拝するのが必須。
そして神楽殿で巨大なしめ縄の前に。

また、国譲り神話についても説明を受け、背の高い大社を建てるだけで統治権を譲るわけがないとする説明もありました。 大量の銅剣、銅鐸の発掘結果を見ると大和朝廷の影響で、武装放棄、政治・信仰の放棄を強制させらたようにも見えます。
次いで古代出雲歴史博物館です。 ここでは学芸員から概略の説明を受け、発掘された大社の柱の実物、
発掘された銅剣、

銅鐸、

風土記の写し
等々の関連資料の見学を行いましたが、時間が足りないくらい多くの興味深い展示がありました。
次いで、島根ワイナリーでワインの試飲をし、お土産も買いました。
昼食は道の駅湯の川でのどぐろ丼をいただき、

島根県で最後のお土産を購入して、草津駅西口を目指して出発しました。
バスの中でのエンターテインメントでのクイズも興味深く、眠ることもなく無事全員が帰着、草津駅西口で解散しました。
最期になりましたが、楽しく、有意義な旅行を企画、実践、全体を統率していただいた幹事の佐々木さん、大村さん、谷口さんはじめ、松江、出雲でガイド・説明いただいた岡島さん、一男さんに大いに感謝したいと思います。 また、お酒、ワイン等の差し入れをいただいた佐々木さん、鶴田さん、幸生さん、平井さんに改めて感謝したいと思います。 また、アルバムにアップされた皆さんの写真を活用させていただきました。 ありがとうございました。
既に次の旅行の企画に入ったとか、次回も大いに楽しみにしたいと思います。
文責 山本 眞
2023年10月07日
2023年10月6日鍋家さん出版お祝いの会
私たちのクラスメートの鍋家さんの著書「鈴鹿山麓小さな村のよもやま話」が7月に出版され、そのお祝いの会が10月6日に江州寿司で行れました。
参加者全員が予定通り江州寿司二階に集合。 元学科長のお祝いの言葉の後、平井さんが音頭を取り琴子さん差し入れの日本酒で乾杯です。

この後、食事を楽しみながら歓談しました。

この後、鍋家さんの指名の順に一人一人が一言ずつ言葉を述べました。









次いで鍋家さんからの言葉をいただきました。

サプライズ余興では、出版された本にあるふるさとの民話の中から「お月様とたぬきのヤッポンポン」の電子紙芝居で、絵は幸生さんがが描かれ、語りは花澤さんが担当しました。

紙芝居の原本とヤッポンポンTシャツを鍋家さんにお渡ししました。

あっという間にお開きの時間になり、参加者全員が笑顔での集合写真です。


楽しい時は過ぎるのが速く、写真が撮れませんでした。 大村さん、琴子さんの写真を使わせていただきました。
ありがとうございました。
この会を企画運営された皆さんに感謝すると同時に、鍋家さんのご健康・レイカディア大学の講師としてのさらなる発展を祈念します。
参加者全員が予定通り江州寿司二階に集合。 元学科長のお祝いの言葉の後、平井さんが音頭を取り琴子さん差し入れの日本酒で乾杯です。

この後、食事を楽しみながら歓談しました。

この後、鍋家さんの指名の順に一人一人が一言ずつ言葉を述べました。









次いで鍋家さんからの言葉をいただきました。

サプライズ余興では、出版された本にあるふるさとの民話の中から「お月様とたぬきのヤッポンポン」の電子紙芝居で、絵は幸生さんがが描かれ、語りは花澤さんが担当しました。

紙芝居の原本とヤッポンポンTシャツを鍋家さんにお渡ししました。

あっという間にお開きの時間になり、参加者全員が笑顔での集合写真です。


楽しい時は過ぎるのが速く、写真が撮れませんでした。 大村さん、琴子さんの写真を使わせていただきました。
ありがとうございました。
この会を企画運営された皆さんに感謝すると同時に、鍋家さんのご健康・レイカディア大学の講師としてのさらなる発展を祈念します。
文責 山本 眞
2023年09月20日
2023年9月19日 クラス活動 『祝卒業!アゲイン BBQ』
卒業式の時はクラス全体での打ち上げ会食等が場所の関係でできなかったため、翌週の19日に『祝卒業!アゲイン BBQ』と銘打って、近江八幡休暇村にでBBQを行いました。
まだまだ暑さが厳しい中、幹事役の方々の気配りで近江八幡駅からマイクロバスで会場に着いた時には、すでに火は起こされていつでも開始できる状況になっていました。
最初に注意事項について谷口さんから皆さんに説明がありました。

学科長挨拶です。

その後乾杯で、皆さん満面の笑みを浮かべています。

飲み物の差入れが、鍋家さんからノンアルコールビール1ケース、谷口さんからウイスキー・シーバスリーガル、高木さん、幸生さん、平井さんと私からワインの差し入れがありました。
この後早速、BBQに移りました。 慣れない手つきに思わずお助けの手が出てしまいます。

話題は思い出せませんが、大爆笑。。

慣れない手さばきにお皿を差し出すのも笑顔。。

ここでも笑顔。。

チョッと笑みを浮かべてハイ、ポーズ。。

出来上がりつつある約一名と冷静な?3人。。

小さなグループでの談笑。。

真面目にBBQの平井さん、ワイン所望。。

結婚指輪のお披露目。。

そして、乾杯。。

もう一度乾杯。。

笑顔の絶えない楽しく、美味しいBBQであっという間に出発時刻になり、散会しました。
BBQを企画運営していただいた、世話役の谷口さん、花澤さん、幸生さん、充さん、飲み物の差し入れをしていただいた方々に改めて感謝です。
今回はドライブに共有された皆さんの写真を使わせていただきました。 ありがとうございました。
次回のクラス活動は10月17日(火)13:30~ 明日都浜大津一階大会議室です。
まだまだ暑さが厳しい中、幹事役の方々の気配りで近江八幡駅からマイクロバスで会場に着いた時には、すでに火は起こされていつでも開始できる状況になっていました。
最初に注意事項について谷口さんから皆さんに説明がありました。

学科長挨拶です。

その後乾杯で、皆さん満面の笑みを浮かべています。

飲み物の差入れが、鍋家さんからノンアルコールビール1ケース、谷口さんからウイスキー・シーバスリーガル、高木さん、幸生さん、平井さんと私からワインの差し入れがありました。
この後早速、BBQに移りました。 慣れない手つきに思わずお助けの手が出てしまいます。

話題は思い出せませんが、大爆笑。。

慣れない手さばきにお皿を差し出すのも笑顔。。

ここでも笑顔。。

チョッと笑みを浮かべてハイ、ポーズ。。

出来上がりつつある約一名と冷静な?3人。。

小さなグループでの談笑。。

真面目にBBQの平井さん、ワイン所望。。

結婚指輪のお披露目。。

そして、乾杯。。

もう一度乾杯。。

笑顔の絶えない楽しく、美味しいBBQであっという間に出発時刻になり、散会しました。
BBQを企画運営していただいた、世話役の谷口さん、花澤さん、幸生さん、充さん、飲み物の差し入れをしていただいた方々に改めて感謝です。
今回はドライブに共有された皆さんの写真を使わせていただきました。 ありがとうございました。
次回のクラス活動は10月17日(火)13:30~ 明日都浜大津一階大会議室です。
文責 山本 眞
2023年09月18日
レディス【覚醒】
レディス【覚醒】
43期地文の女性は8人でした。何回もランチに出かけ、湖北の方へお出かけもしました。でも……卒業したのは6人です。
2年生の後期になると、誰からともなく、卒業式の話が出てきました。「何着ていく?」そんな会話の中で、「着物リメイク」という話が出てきました。始めは驚き、不安もありましたが、{やってみよう!!}と、話は進んでいきました。
各自が持っている着物選びから始まりました。お祖母ちゃんの着物・お母さんの着物・自分の着物、タンスに眠っている着物、使われなくなった貴重な古着もあり決めるのが大変でした。
着物も地域文化の一つ、着物をほどいていくと、丁寧な仕事・見えないところの丁寧な技に気づかされました。今回、着物文化に触れ、地文レディスが着物リメイクをすることは意義のあることだと確信して取り組んでいきました
7月22日 学園祭の最終日、こっそり講師控室にて各自が持参した着物選び、悩みました。(事務局には使用許可済)

7月25日 Kさん宅で、着物選び。全員決まりました。
それから、自宅で着物を、洗って乾かしてアイロンかけをして、生地にしました。

8月 7日 Kさん宅でデザインを考えて型紙取り。 各自カットした布のしつけをしました。

8月 8日 学校にて(Tさんの補正)
8月19日 Kさん宅で進捗状況の確認
8月22日 ふれあいハウス「絆」にて補正

9月 2日 Kさん宅で最後の仕上げ 試着して補正
9月 5日 ふれあいハウス「絆」にて最終確認、服に合うアクセサリーを選びました。

9月14日 卒業式 晴れ姿です。

得意な仲間に支えられて、卒業式までに完成することができました。「仲間っていいなぁ~」
タンスに眠っていた着物がリメイクすることで、素敵な洋服に【覚醒】しました。
レディスは、地文で共に学び・友との交流で、ますます活発になり、元気な女性に【覚醒】しました。
これからも、活動範囲を広げ、友との絆を深めていきたいと思い、卒業後も月1回は集まって何かをしようと考えています。
さて、男性陣の反応は??????
43期地文の女性は8人でした。何回もランチに出かけ、湖北の方へお出かけもしました。でも……卒業したのは6人です。
2年生の後期になると、誰からともなく、卒業式の話が出てきました。「何着ていく?」そんな会話の中で、「着物リメイク」という話が出てきました。始めは驚き、不安もありましたが、{やってみよう!!}と、話は進んでいきました。
各自が持っている着物選びから始まりました。お祖母ちゃんの着物・お母さんの着物・自分の着物、タンスに眠っている着物、使われなくなった貴重な古着もあり決めるのが大変でした。
着物も地域文化の一つ、着物をほどいていくと、丁寧な仕事・見えないところの丁寧な技に気づかされました。今回、着物文化に触れ、地文レディスが着物リメイクをすることは意義のあることだと確信して取り組んでいきました
7月22日 学園祭の最終日、こっそり講師控室にて各自が持参した着物選び、悩みました。(事務局には使用許可済)

7月25日 Kさん宅で、着物選び。全員決まりました。
それから、自宅で着物を、洗って乾かしてアイロンかけをして、生地にしました。

8月 7日 Kさん宅でデザインを考えて型紙取り。 各自カットした布のしつけをしました。

8月 8日 学校にて(Tさんの補正)
8月19日 Kさん宅で進捗状況の確認
8月22日 ふれあいハウス「絆」にて補正

9月 2日 Kさん宅で最後の仕上げ 試着して補正
9月 5日 ふれあいハウス「絆」にて最終確認、服に合うアクセサリーを選びました。

9月14日 卒業式 晴れ姿です。

得意な仲間に支えられて、卒業式までに完成することができました。「仲間っていいなぁ~」
タンスに眠っていた着物がリメイクすることで、素敵な洋服に【覚醒】しました。
レディスは、地文で共に学び・友との交流で、ますます活発になり、元気な女性に【覚醒】しました。
これからも、活動範囲を広げ、友との絆を深めていきたいと思い、卒業後も月1回は集まって何かをしようと考えています。
さて、男性陣の反応は??????
2023年09月16日
2023年9月14日卒業式
9月とはいえまだまだ暑い中卒業式が行われました。
早いもので、もう2年という思いあり、卒業後の計画を練っているクラスメートも多かったと思われます。
会場の滋賀県立文化産業交流館には卒業式の立て看板が立てられていました。

式典は予定通り始まり、

の後、

この後、
と続きました。


続いて、


この後
を斉唱し、
閉会の辞となり、無事卒業式を終えました。
この後、草津キャンパス卒業生全員の集合写真とクラスごとの集合写真を撮って、散会しました。
この後いくつかのグループは昼食会に行きました。
以下は卒業式のアルバムにアップされていた写真を順不同でサムネイルでアップしました。 クリックすると拡大されます。 写真の縦横比が不ぞろいですと、うまく並ばないようです。 ご理解お願いします。

































卒業式の写真が届きました。


早いもので、もう2年という思いあり、卒業後の計画を練っているクラスメートも多かったと思われます。
会場の滋賀県立文化産業交流館には卒業式の立て看板が立てられていました。

式典は予定通り始まり、
・開会の辞

・国歌斉唱
・校歌斉唱
・校歌斉唱
の後、
・卒業証書授与

この後、
・功労賞(各部会長と学科長)授与
・退任講師感謝状授与
・学長式辞
・来賓祝辞
・来賓紹介
・来賓祝辞
・来賓紹介
と続きました。


続いて、
・在校生送辞
・卒業生答辞
・卒業生答辞


この後
・仰げば尊し
を斉唱し、
閉会の辞となり、無事卒業式を終えました。
この後、草津キャンパス卒業生全員の集合写真とクラスごとの集合写真を撮って、散会しました。
この後いくつかのグループは昼食会に行きました。
以下は卒業式のアルバムにアップされていた写真を順不同でサムネイルでアップしました。 クリックすると拡大されます。 写真の縦横比が不ぞろいですと、うまく並ばないようです。 ご理解お願いします。































卒業式の写真が届きました。


文責 山本 眞
2023年09月10日
20223年9月8日基礎講座 課題学習発表会
レイカディア大学での学業等の総まとめの課題学習発表会が行われました。
9月8日は後半の発表会でした。 前回の9月1日の発表会同様、多くの44期生が参加し、自分達が課題学習を実践するという立場からも活発な質問がありました。
発表会プログラムに従い、地域文化学科は3チームの発表でした。
最初の登壇は当日最初の発表でもありました地文連帯カクサイジャー(鶴西寺家)でテーマは『近江の伝統・技を未来へつむぐ』でした。

・近江の地酒
・近江下田焼
・近江上布
・伊吹山の薬草
について各々歴史、特徴、体験等を説明、地酒では商品コンセプトまで提案したとのこと。
締めでは大学祭に展示したチームの成果盛りの紹介でした。
午前の休憩の後はチーム朱鷺(とき)の会が登壇、テーマは『「塞王の盾」ゆかりの地をめぐる』でした。最初金子さんが、途中奥村さんに代わっての発表でした。

テーマ選定、、チーム名の背景から説明し、滋賀県内のゆかりの地を巡り、関連講演会等、スタンプラリーにも参加。 活動に関連した抽選では何度か当選したとのこと。 訪問先は
・粟田建設
・国友鉄砲の郷資料館
・甲賀市・甲賀衆ゆかりの寺
・愛荘町
・日野町
・等々
で、メンバーの時間調整に苦慮しながらも無事目的が達成されたとのことでした。
午後の休憩後2番目の登壇はチーム沙沙貴組でテーマは『近江における城下町』でした。
メンバー紹介の後佐々木さんが発表しました。

テーマ選定の背景、調査した城下町の選定の背景について説明し、実際に調査した以下の城下町について写真を有効に使っての発表となりました。
・大津城下町
・膳所城下町
・近江八幡城下町
・観音寺城下町
・安土城下町
・彦根城下町
・佐和山城下町
各々の城下町の特徴と現状を話され、時間通りの発表を終えられました。
3チームとも学習成果をしっかり報告されたと思ました。
発表終了後、43期生から大学へ記念品(授業に使うPCの目録)が総学科長から副学長に送られました。

また、大学祭での収益金も大学祭実行委員長から渡されました。
今回で全ての授業を完了し、14日の卒業式を待つばかりとなりました。
9月8日は後半の発表会でした。 前回の9月1日の発表会同様、多くの44期生が参加し、自分達が課題学習を実践するという立場からも活発な質問がありました。
発表会プログラムに従い、地域文化学科は3チームの発表でした。
最初の登壇は当日最初の発表でもありました地文連帯カクサイジャー(鶴西寺家)でテーマは『近江の伝統・技を未来へつむぐ』でした。
・近江の地酒
・近江下田焼
・近江上布
・伊吹山の薬草
について各々歴史、特徴、体験等を説明、地酒では商品コンセプトまで提案したとのこと。
締めでは大学祭に展示したチームの成果盛りの紹介でした。
午前の休憩の後はチーム朱鷺(とき)の会が登壇、テーマは『「塞王の盾」ゆかりの地をめぐる』でした。最初金子さんが、途中奥村さんに代わっての発表でした。
テーマ選定、、チーム名の背景から説明し、滋賀県内のゆかりの地を巡り、関連講演会等、スタンプラリーにも参加。 活動に関連した抽選では何度か当選したとのこと。 訪問先は
・粟田建設
・国友鉄砲の郷資料館
・甲賀市・甲賀衆ゆかりの寺
・愛荘町
・日野町
・等々
で、メンバーの時間調整に苦慮しながらも無事目的が達成されたとのことでした。
午後の休憩後2番目の登壇はチーム沙沙貴組でテーマは『近江における城下町』でした。
メンバー紹介の後佐々木さんが発表しました。
テーマ選定の背景、調査した城下町の選定の背景について説明し、実際に調査した以下の城下町について写真を有効に使っての発表となりました。
・大津城下町
・膳所城下町
・近江八幡城下町
・観音寺城下町
・安土城下町
・彦根城下町
・佐和山城下町
各々の城下町の特徴と現状を話され、時間通りの発表を終えられました。
3チームとも学習成果をしっかり報告されたと思ました。
発表終了後、43期生から大学へ記念品(授業に使うPCの目録)が総学科長から副学長に送られました。
また、大学祭での収益金も大学祭実行委員長から渡されました。
今回で全ての授業を完了し、14日の卒業式を待つばかりとなりました。
文責 山本 眞
2023年09月03日
20223年9月1日基礎講座 課題学習発表会
レイカディア大学での学業等の総まとめの課題学習発表会が行われました。
9月1日は前半の発表会で、43期の基礎講座だったのにもかかわらず多くの44期生が参加し、自分達が課題学習を実践するという立場からも活発な質問がありました。
発表会プログラムに従い、9月1日、8日各々11テーマで22テーマの発表です。 地域文化学科は1日に2チーム、8日に3チームの計5チームです。
クラスで最初の登壇は全体で2番目の草津レインボーでテーマは『草津の歴史と文化』でした。

全員が登壇し色違いの笠を被って、各々が担当したサブテーマについて一言紹介し、
・織田信長が草津を大切にしたのはなぜ?
・草津八大名所の一つ古き宿駅「野路駅」
・草津川今昔
・モノづくり文化・草津の源流を探る
・北山田の蔬菜園
・草津から生まれた逸品「観音寺納豆」
・草津宿の食事の再現
全体を谷口さんが時間いっぱいかけての報告を行いました。
昼食後、さらに午後の休憩の後、9番目に登壇したのが蕎麦好き6人衆でテーマは『近江の蕎麦を訪ねて~見て訊いて味わい考える』でした。
最初に全員が登壇、発表者の平井さんが各自を紹介し、発表が始まりました。

冒頭に「信濃信州の新蕎麦よりも わたしゃあなたの傍がいい」の都都逸から入り、
・蕎麦とは
・近江の蕎麦の具体的調査内容
・伊吹山麓が日本の蕎麦栽培の発祥地?
・近江の蕎麦栽培・現地観察
・近江の蕎麦の栽培地、品種、生産量
・近江の蕎麦栽培の歴史
・地元栽培の蕎麦の味確認
・まとめ
と発表し、締めも
「信州信濃の新蕎麦よりも わたしゃ近江の蕎麦がいい」の都都逸で締めくくりました。
両チームとも学習成果をしっかり報告されたと思ました。
9月1日は前半の発表会で、43期の基礎講座だったのにもかかわらず多くの44期生が参加し、自分達が課題学習を実践するという立場からも活発な質問がありました。
発表会プログラムに従い、9月1日、8日各々11テーマで22テーマの発表です。 地域文化学科は1日に2チーム、8日に3チームの計5チームです。
クラスで最初の登壇は全体で2番目の草津レインボーでテーマは『草津の歴史と文化』でした。
全員が登壇し色違いの笠を被って、各々が担当したサブテーマについて一言紹介し、
・織田信長が草津を大切にしたのはなぜ?
・草津八大名所の一つ古き宿駅「野路駅」
・草津川今昔
・モノづくり文化・草津の源流を探る
・北山田の蔬菜園
・草津から生まれた逸品「観音寺納豆」
・草津宿の食事の再現
全体を谷口さんが時間いっぱいかけての報告を行いました。
昼食後、さらに午後の休憩の後、9番目に登壇したのが蕎麦好き6人衆でテーマは『近江の蕎麦を訪ねて~見て訊いて味わい考える』でした。
最初に全員が登壇、発表者の平井さんが各自を紹介し、発表が始まりました。
冒頭に「信濃信州の新蕎麦よりも わたしゃあなたの傍がいい」の都都逸から入り、
・蕎麦とは
・近江の蕎麦の具体的調査内容
・伊吹山麓が日本の蕎麦栽培の発祥地?
・近江の蕎麦栽培・現地観察
・近江の蕎麦の栽培地、品種、生産量
・近江の蕎麦栽培の歴史
・地元栽培の蕎麦の味確認
・まとめ
と発表し、締めも
「信州信濃の新蕎麦よりも わたしゃ近江の蕎麦がいい」の都都逸で締めくくりました。
両チームとも学習成果をしっかり報告されたと思ました。
文責 山本 眞
2023年08月31日
2023年8月29日まちづくり講座
グループ発表 学習の振り返り・まとめ 森川 稔 先生 介護実習室
本まちづくり講義は、計4日の授業で、今回が最後の授業となりました。前回は、まちづくりの企画をキーワード毎に7つにグループ分類しました。本日は、そのグループ毎に計画の企画立案を行いました。欠席者が多かったため、グループは6つに集約されました。

講師より、「まちづくり計画の企画立案」について、以下の手法が示されました。「問題点・課題を明らかにする→それを解決するために、どのように取り組むか→できれば具体的に→その内容」。これを受け、各グループは午後2時まで検討を進め、最後にその結果を模造紙に纏めました。

各グループは、真剣にまちづくりに取り組んだ力作でした。各グループが企画した計画案は以下の通りです。
1.自治会館に子供サロンを開設
2.エンジョイ(スポーツ×文化)大津
3.学区内における「ふれあいサロン」の設置
4.自治会における合意形成
5.地域の歴史と文化財を生かしたまちづくり
6.リメイクサロン





本授業の講師は、地元大津平野区のまちづくりや大津の町家の魅力向上に携わっておられます。身をもって活動された体験を踏まえての講義は説得力がありましたが、同時に難しさも知らされる「まちづくり講座」でした。
文責 山本 一男
本まちづくり講義は、計4日の授業で、今回が最後の授業となりました。前回は、まちづくりの企画をキーワード毎に7つにグループ分類しました。本日は、そのグループ毎に計画の企画立案を行いました。欠席者が多かったため、グループは6つに集約されました。

講師より、「まちづくり計画の企画立案」について、以下の手法が示されました。「問題点・課題を明らかにする→それを解決するために、どのように取り組むか→できれば具体的に→その内容」。これを受け、各グループは午後2時まで検討を進め、最後にその結果を模造紙に纏めました。

各グループは、真剣にまちづくりに取り組んだ力作でした。各グループが企画した計画案は以下の通りです。
1.自治会館に子供サロンを開設
2.エンジョイ(スポーツ×文化)大津
3.学区内における「ふれあいサロン」の設置
4.自治会における合意形成
5.地域の歴史と文化財を生かしたまちづくり
6.リメイクサロン




本授業の講師は、地元大津平野区のまちづくりや大津の町家の魅力向上に携わっておられます。身をもって活動された体験を踏まえての講義は説得力がありましたが、同時に難しさも知らされる「まちづくり講座」でした。
文責 山本 一男
2023年08月26日
2023年8月25日基礎講座「近江と徳川家康との深い関係~大河ドラマ「どうする家康」に寄せて~」(午前講義)
「近江と徳川家康との深い関係~大河ドラマ「どうする家康」に寄せて~」
長浜市曳山博物館館長 太田浩司 先生
レイカディア大学43期生(2年生)にとっては最終の基礎講座の日となりました。午前中は太田先生による徳川家康のお話でした。以前、基礎講座で先生の講義を受けたことがありましたが、ご病気されたそうで、本日はマスクをしたまま、また、質疑応答もなしということでお話を始められました。
お話は徳川家康の近江への関わりを、大河ドラマ「どうする家康」の内容と関連させて、家康の人生において天下取りまでの節目となった事件について紹介していただきました。しかし、ドラマでは先生のお考えや史実とは異なる描写がなされており、仕事上見るけれど、ご自分の精神衛生には悪いとおっしゃっておりました。また、75年の家康の生涯を2時間の講義で話すのは難しいとのことでしたが、ここではさらに要約して講義の内容をお伝えします。

1.越前敦賀攻め: 織田信長による朝倉攻めで、浅井長政の離反による撤退戦「金ヶ崎の退き口」で有名な戦いです。この撤退戦では、織田信長は、木下秀吉、明智光秀らを殿に残して、朽木谷を経由して京都にまで逃げ帰っています。しかし、徳川家康は信長の退却を知らされず置き去りにされ、近江ではありませんが三方ヶ原の戦いと同程度に非常に危険な状況に追い込まれました。家康の行動については史料がなく、おそらく信長と同様に朽木谷経由で一度京都に戻っていると思われますが、どのようにして本国の三河まで帰ったのか不明のままです。
2.姉川合戦: 通説では、浅井・朝倉軍と織田・徳川軍の姉川を挟んでの全面衝突と考えられています。
しかし、先生は、姉川合戦では「奇襲説」の立場をとっておられ、戦いは横山城の包囲の最後尾(最北端)にいた織田信長本陣を、まず、浅井軍が姉川を南に渡り奇襲します。それを見ていた朝倉軍は(奇襲は不成功と判断して?)早々に退却したことから、徳川軍は姉川北岸の「千人斬りの岡」「血原」付近で追撃戦を行ったとお考えでした。徳川軍の活躍を誇張するためと考えられますが、江戸時代には、全面衝突し徳川軍が織田軍を助けたようなストーリーの軍記物が創出されています。
3.神君伊賀越え: ①本能寺の変後、家康としては信長が徹底的に殲滅した伊賀はなるべく通りたくなかったこと、②一般には伊賀者が家康を案内したと言われていますが、関連する家康による古文書が残るのは甲賀者の家のみであること、③本能寺の変の前においては甲賀者の方が伊賀者より家康に近く、伊賀者で繋がりがあったのは服部氏と柘植氏くらいという状況証拠があります。伊賀国を通過したのは4日の逃避行のうち長くて半日程度で、「決死の」逃避行ではなく、実質「甲賀越え」したと推測されていました。「伊賀越え」の話は、服部半蔵の下で組織された伊賀同心の由緒を飾るため創作されたものと考えておられました。
4.関ヶ原の戦後処理: 本日の時点では大河ドラマ「どうする家康」の終わりはわからないが、大阪夏の陣まで描かないかもしれないと前置きされて、講義は関ヶ原の所で終わりました。
家康にとって関ヶ原の戦い自体も大きな節目ですが、9月15日の合戦勝利以降、美濃国・近江国や機内の混乱防止のため、乱暴狼藉を禁止する多くの禁制を発出し、9月20日からは大津城で6泊して捕縛した石田三成と面会等、戦後処理を行い、家康は天下掌握への道を歩んでゆきました。 以上

文責 岡島 敏広
長浜市曳山博物館館長 太田浩司 先生
レイカディア大学43期生(2年生)にとっては最終の基礎講座の日となりました。午前中は太田先生による徳川家康のお話でした。以前、基礎講座で先生の講義を受けたことがありましたが、ご病気されたそうで、本日はマスクをしたまま、また、質疑応答もなしということでお話を始められました。
お話は徳川家康の近江への関わりを、大河ドラマ「どうする家康」の内容と関連させて、家康の人生において天下取りまでの節目となった事件について紹介していただきました。しかし、ドラマでは先生のお考えや史実とは異なる描写がなされており、仕事上見るけれど、ご自分の精神衛生には悪いとおっしゃっておりました。また、75年の家康の生涯を2時間の講義で話すのは難しいとのことでしたが、ここではさらに要約して講義の内容をお伝えします。

1.越前敦賀攻め: 織田信長による朝倉攻めで、浅井長政の離反による撤退戦「金ヶ崎の退き口」で有名な戦いです。この撤退戦では、織田信長は、木下秀吉、明智光秀らを殿に残して、朽木谷を経由して京都にまで逃げ帰っています。しかし、徳川家康は信長の退却を知らされず置き去りにされ、近江ではありませんが三方ヶ原の戦いと同程度に非常に危険な状況に追い込まれました。家康の行動については史料がなく、おそらく信長と同様に朽木谷経由で一度京都に戻っていると思われますが、どのようにして本国の三河まで帰ったのか不明のままです。
2.姉川合戦: 通説では、浅井・朝倉軍と織田・徳川軍の姉川を挟んでの全面衝突と考えられています。
しかし、先生は、姉川合戦では「奇襲説」の立場をとっておられ、戦いは横山城の包囲の最後尾(最北端)にいた織田信長本陣を、まず、浅井軍が姉川を南に渡り奇襲します。それを見ていた朝倉軍は(奇襲は不成功と判断して?)早々に退却したことから、徳川軍は姉川北岸の「千人斬りの岡」「血原」付近で追撃戦を行ったとお考えでした。徳川軍の活躍を誇張するためと考えられますが、江戸時代には、全面衝突し徳川軍が織田軍を助けたようなストーリーの軍記物が創出されています。
3.神君伊賀越え: ①本能寺の変後、家康としては信長が徹底的に殲滅した伊賀はなるべく通りたくなかったこと、②一般には伊賀者が家康を案内したと言われていますが、関連する家康による古文書が残るのは甲賀者の家のみであること、③本能寺の変の前においては甲賀者の方が伊賀者より家康に近く、伊賀者で繋がりがあったのは服部氏と柘植氏くらいという状況証拠があります。伊賀国を通過したのは4日の逃避行のうち長くて半日程度で、「決死の」逃避行ではなく、実質「甲賀越え」したと推測されていました。「伊賀越え」の話は、服部半蔵の下で組織された伊賀同心の由緒を飾るため創作されたものと考えておられました。
4.関ヶ原の戦後処理: 本日の時点では大河ドラマ「どうする家康」の終わりはわからないが、大阪夏の陣まで描かないかもしれないと前置きされて、講義は関ヶ原の所で終わりました。
家康にとって関ヶ原の戦い自体も大きな節目ですが、9月15日の合戦勝利以降、美濃国・近江国や機内の混乱防止のため、乱暴狼藉を禁止する多くの禁制を発出し、9月20日からは大津城で6泊して捕縛した石田三成と面会等、戦後処理を行い、家康は天下掌握への道を歩んでゆきました。 以上

文責 岡島 敏広